週刊少年マガジン 2010年18号(2010年3月31日発売)

■ 掲載漫画ピックアップ

●『ダイヤのA』(寺島裕次)
甲子園にリーチをかける青道。しかし相手チームへのデッドボールで流れに変化が…。
沢村に変わってここ一番の土壇場でマウンドに立った川上。

9回裏2アウトのお約束の展開ながら、丁寧な心理描写の良回。4番に打順を回してしまい、次回、青道最大のピンチ!

●『ヤンキー君とメガネちゃん』(吉川美希)
八王子の特別講義で成績が上がり喜ぶ紋白高校の面々。一方八王子には悩みがあるようで、品川に相談を持ちかける。それは彼女の弟で近頃成績がふるわない流のことだった。

TVドラマがTBS系列全国ネットで4月23日よりスタートするのに併せ、コミックス既刊も増刷で好調です。初回はスペシャル延長で75分、タイマー設定はお間違いなきよう!

●『我間乱』(中丸洋介)
仇敵・二階堂との戦いに決着をつけた真ノ丞。そして大亀流は三回戦進出を賭けて四神槍と対峙していた。

最後のあおり「最終決戦」の文字が気になります。まさか海原大仕合はまだ終わっていないのに作品はラストスパート? 連載で鍛えられてかめきめき画力が上がり、話も独特の世界観で流れに乗ってきた感があるのですが、さて…?

■ 掲載順チェック!

【今号の掲載順】
 FAIRY TAIL(真島ヒロ)
 ダイヤのA(寺島裕次)
 生徒会役員共(氏家卜全)
 BabyStep(勝木光)
 ヤンキー君とメガネちゃん(吉川美希)
 CODE:BREAKER(上条明峰)
 はじめの一歩(森川ジョージ)
 新約巨人の星 花形(村上よしゆき/梶原一輝・川崎のぼる)
 GTO SHONAN 14DAYS(藤沢とおる)
 A-BOUT!(市川マサ)
 GE~グッドエンディング~(流石景)
 エリアの騎士(伊賀大晃/月山可也)
 BLACKOUT(朝基まさし/キサラギリュウ)
 我間乱(中丸洋介)
 ゴッドハンド輝(山本公暉)
 君のいる街(瀬尾公治)
 エデンの檻(山田恵庸)
 あひるの空(日向武史)
 チョイとだけ劇場(島田英次郎)
 さよなら絶望先生(久米田康治)
 BLOODY MOMDAY(龍門諒/恵広史)
 ネギま! (赤松健)
 課長令嬢(たかちひろなり)
 スマッシュ!(咲香里)
 波打際のむろみさん(名島啓二)
 ゼロセン(加瀬あつし)
 エア・ギア(大暮維人)
 だぶるじぇい(野中英二/亜桜まる)
 もう、しませんから。(西本英雄)

【コメント】
 巻頭カラーは上戸彩のグラビアとミス・マガジングランプリベスト16の発表。漫画作品の巻頭・センターカラーがないのは少し寂しいかも。
 鉄板の『FAIRY TAIL』をトップに、スポーツ・学園漫画が上位につけている印象。
 3日発売の『月刊 少年ライバル』5月号では巻頭カラーでよみきり『西風と太陽』を描き、20日発売の『マガジンSPECIAL』5号にはジグソーパズルを描きおろすなど、多忙なスケジュールをこなしつついよいよ脂がのっている真島ヒロです。、
長らく後半部分に配置されていた印象のある『スマッシュ!』があと二週で最終回。
飛太と勇飛との純愛を中心にした恋愛模様から、最後の最後でバドミントンに比重をシフトしています。次号は増ページとのことなので、上位につけてくるかも。
 長らく一歩の苦戦で中だるみ感のあった『はじめの一歩』も少し流れが変わってきた様子。次回以降話が動くかも?