『エヴァンゲリヲンと日本刀展』大阪歴史博物館で開催中!<その二>

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さて、興味深かったのが、「日本刀の重さはどれくらい?」という、実際に日本刀を持ち上げることができる体験スペースだ。筆者も片手で持ち上げてみたが、意外に重い。そう大きな日本刀ではなかったのだが、実際に持ってみると、昔の侍の気分が味わえるかも知れない。

これは絶対に見ておかなければ!というのは、やはり3メートル超もある「ロンギヌスの槍」だ。ここでは下絵を掲載しておくので、実物はその目で確かめてほしい。ビデオで「ロンギヌスの槍」の制作秘話も流されていたので、興味深く見ることが出来るだろう。

また、日本刀として興味深いのは数多く展示されている中でも、柄に彫刻が施されてある短刀だ。特にアスカヴァージョンの方は、裏からも見てみてほしい。あまりの精密な出来栄えに、日本刀ファンでなくともグッと来るものがあるはずだ。

多くの写真は掲載しないが、2パターンのプログレッシブ・ナイフの他にも、新劇場版で改2号機が使っていた「ビゼンオサフネ」や、初号機カラーをイメージした日本刀、マリをイメージした短刀など、大きなものから小さなものまで様々に展示されている。
もちろん、「エヴァ」には無関係の一般的な日本刀も多く展示されているので、その世界観に引き込まれることだろう。来客の多くは「エヴァ」関係だけでなく、一般的な日本刀の写真もカメラに収めていた。それほど、生で見る日本刀の魅力は素晴らしかったと言えるだろう。

特別展後半にはエヴァの原画と企画書(撮影禁止)が壁一面に貼られており、テレビシリーズからの「新世紀エヴァンゲリオン」を振り返ることができる。初期のキャラクターデザインや、新劇場版の原画等、撮影出来ないのが残念だ。
しかしこの正面に大きな撮影ポイントがある。

さすがに等身大とはいかないが、巨大なエヴァ初号機が飾られているのだ。入り口のレイやアスカの等身大フィギュアと違って、触れることはできないが、撮影は必ずしておきたい。正面から、横から、下からと、違った角度で見られる大きな初号機は迫力満点。出来も精密で、大きなプラモデルと言ったところだろうか。これをもって特別展は終了となる。

『エヴァンゲリヲンと日本刀展』大阪歴史博物館で開催中!<その三>に続く

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