さる4月20日に発売された集英社の漫画雑誌「マーガレット」10号が、5月2日より、6月4日24時までの期間限定ということで、全ページが無料配信されています。
この号の別冊付録にはあの『ベルサイユのばら』(池田理代子)の新作エピソードが掲載ということで話題を呼び、売り切れ店が続出。10号を購入できなかった読者たちのための要望にこたえるべく、全ページの無料配信がスタートしました。
また、別冊付録に収録された『ベルサイユのばら』新作は、マーガレット13号(6月5日水曜日発売)に再掲載が決定。しかも、16pの物語に新たに描き下ろしカラー1pを加えて、さらに冒頭4pをカラー着色した特別バージョンが、本誌に再掲載される予定です。
筆者も、10号を購入すべく、発売日に書店に赴きましたが、すでに売り切れ。その次の日、書店を3店ほどまわった後に、なんとか手に入れましたが、このような状況は初めてのことで、『ベルばら』の威力を思い知らされました。
『ベルサイユのばら』は、フランス革命時代のベルサイユを舞台に、男装の麗人・オスカルの生き様を描いた作品。貴族の家に生まれ、王妃の信頼も厚く近衛士官として出世していくオスカル。しかし、貴族たちが贅沢の限りを尽くす一方で貧困に民衆が苦しむ現実を知り、苦しみながらもオスカルは自らの信念のもと戦おうとする。そして、彼女の影のように寄り添う幼なじみアンドレとの恋。激動の時代を生き抜いたこの誇り高く美しい女性は、いまだに多くのファンから愛されてやまないようです。
『ベルサイユのばら』新作エピソードに再掲載を予定しているマーガレット13号は、2013年6月5日(水)発売予定。
しかし、新作ページも追加ということで、13号が再び売り切れ店続出という事態にならないだろうか……と、若干心配ではあります。
当日は早めに書店へGO!ですね。
【関連URL】
マーガレット公式サイト
http://margaret.shueisha.co.jp/