ゆーたくⅡも参戦!『本屋迷宮からの脱出』プレス体験会レポート!【1/3】

突然ですが、“リアル脱出ゲーム”をご存知でしょうか?
2004年にインターネット上で発表された『クリムゾンルーム』というフリーゲームを発端に、熱狂的なブームとなった“脱出ゲーム”を、現実世界で“リアル”にやってしまおうという、株式会社SCRAP主催の“大胆な遊び”です。
廃校や夜の遊園地、ドームなど、実在の場所に閉じ込められて脱出を目指したり、テレビ放映中に視聴者がリアルタイムで謎解きをしたり、インターネット上で世界同時開催されるオンラインでの謎解きなど、メディアを問わず、多種多様な展開を見せています。
過去には『新世紀エヴァンゲリオン』『アクエリオンEVOL』『金田一少年の事件簿』『ONE PIECE』などなど、アニメやマンガ作品とのコラボイベントも開催されており、現在は『名探偵コナン』とのコラボイベント、『リアル脱出ゲーム×名探偵コナン「摩天楼からの脱出」』の全国ツアーが開催されています。

そして3月29日(金)から5月12日(日)まで、『リアルゲームブックシリーズvol.1「本屋迷宮からの脱出」』と銘打たれたイベントが、東京・神保町の書泉グランデで開催中!
こちらはなんと、実在の書店を舞台に繰り広げられる脱出ゲーム!
ゲームブックを片手に、営業中の店内で謎を解いていくというのだからオドロキです。
ちなみにゲームブックとは、物語を読み進めると現れる選択肢を選んだり、指令に従うことによってストーリーが展開していくという、“読むRPG”といったもの。1980年代後半に社会思想社より発行された『火吹き山の魔法使い』を皮切りに、一大ブームとなりました。

そんな本好き&アナログゲーム好きにはたまらないイベント、『本屋迷宮からの脱出』のプレス体験会が4月1日(月)に開かれ、記者も参戦して参りました!
体験会には、日頃からアナログゲーム好きを公言し、楽しんでいるという声優の小野友樹さん、江口拓也さんのユニット・ゆーたくⅡも、ゲストプレーヤーとして招待され、参戦!

この体験会の模様をレポートするとともに、体験会後に行われた、ゆーたくⅡのプレス向けインタビューもお届けしていきたいと思います。

……といっても、こちらは現在開催中のイベントであり、そして脱出ゲームのネタバレは厳禁!
ということで、今回のプレス体験会用に、イベントの雰囲気のわかる謎がいくつか出題されました。
そのうちの一つが、こちらです。

【例題】
林は、T倉健が見つめる先の王妃と海賊の間にメモの切れ端を見つけた。(1階)

T倉健といえば、あの渋いベテラン俳優に違いない! と「健さん、どこ~!?」と1階を見回すと、いました!

映画雑誌のコーナーの壁に貼られたポスターから、「自分、不器用ですから……」と言いたげな(?)健さんが見つめる先を辿ると……。

海賊と王妃を発見!(『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジョニー・デップと『ローマの休日』のオードリー・ヘップバーン)
ふたりが表紙を飾る雑誌の間に、【!正解!】と書かれたメモを見つけることができました。

このような感じで(実際のゲームの謎の難易度は段違いですよ!)謎を解いていき、一つずつ明らかになる事実に驚嘆しながらゲームを進めていきます。
ゲームプレイ中、何度かゆーたくⅡさんともすれ違いましたが、手強い謎に頭を悩ませている様子でした。

  

そして、記者は無事に本屋迷宮から脱出できたのか!? というと……制限時間終了2分前に、脱出成功しました!!
……ただし、ヒントをいただいて……。

通常の『本屋迷宮からの脱出』は制限時間がなく、書泉グランデの営業時間内であれば自分のペースで謎解きを進めていけるのですが、今回は“制限時間1時間”という特別ルールでの開催であったため、ヒントブースが設けられていたのです。
最初はもちろん、「ヒントブースには頼らないぞ!」と息巻いていたのですが、リアル脱出ゲーム初参戦の記者にとってはハードモード過ぎ、「すみませーん!」とヒントブースへ駆け込んで謎解きのヒントをいただいてしまいました。
そんなクリアの仕方じゃ楽しめなかったのでは? と思われるかもしれませんが、記者に限っては「楽しかった!!」と断言できます。
それは迷宮内に散りばめられた謎のクオリティの高さによるものでしょう。
次々と明らかにされていく謎と、そこに至るまでの道筋が非常に巧みで、計算され尽くしているのです。
ヒントをもらって解いた謎でも、解けた瞬間、「そうだったのか!!」と感嘆の声を上げ、「なるほど~」と唸りつつ、だまされる快感に身を震わせてしまいました。
けれども、ノーヒントでクリアできたらもっと気持ちいいんだろうな……と思ってしまったのも事実。
また脱出ゲームに挑戦したい! との思いがふつふつとわき起こってきました。
こうして、人は脱出ゲームの魅力にとりつかれてしまうのでしょう。

実在する書店、しかも営業中の店内で謎解きをできるなんて、滅多にないチャンスです!
この機会に、あなたもリアル脱出ゲームにチャレンジして、謎解きの快感に震えてみてはいかがでしょう?

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