週刊少年サンデー2024年31号(2024年6月26日発売)

■ 掲載漫画ピックアップ
●『MAO』(高橋 留美子)
呪いの元となった造顔師(ぞうがんし)と戦う菜花。同じ土属性で力量は菜花が優るものの、人間相手で全力を出すのにためらいを感じるが、夏野のささやきで開眼する。

修羅場をくぐった菜花が結構な力の持ち主になりつつあります。しかし、倒れるまで戦ってしまうのはまずいです。もうしばらくは他の陰陽師が菜花に目を付けないことを願います。

●『ハローワークモンスターズ』(旗町 マコ)
魔物が立ち入り禁止の町スピカに立ち寄るスタン達。名所のヨグトール神殿を訪れたところ、石像に化けて柱を支える魔物を発見。その後、しっかり動いて仕事をしていました。

一番怖いのは人間だった、と。ハイムのすごい能力が、また発揮されました。まあ元魔王軍司令官なら当然か。今後も手ごろなところで、いろんな魔法が見られそうです。

●『みずぽろ』(原作:一色 美穂、作画:水口 尚樹)
インカレ優勝の聖パール女子大水球部との試合。体格の良い山城をエースと勘違いする聖パール女子大メンバー。手かげんを辞めた聖パール女子大メンバーが、あっさり山城を抜き去る?

あの体格差があれば、抜かれてもひと泳ぎで追いつきそうです。勘違いがバレるのはいつになるのか。新入部員ながら信濃もシュートを決めて活躍してるのに目立たないですねえ。

■ 掲載順チェック!

【今号の掲載順】
MAO(高橋 留美子)
名探偵コナン(青山 剛昌)
MAJOR 2nd(満田 拓也)
写らナイんです(コノシマ ルカ)
帝乃三姉妹は案外、チョロい(ひらかわ あや)
舞妓さんちのまかないさん(小山 愛子)
龍と苺(柳本 光晴)
ハローワークモンスターズ(旗町 マコ)
レッドブルー(波切 敦)
古々路ひめるの全秘密(小松 翔太)
尾守つみきと奇日常。(森下 みゆ)
廻天のアルバス(原作:牧 彰久、作画:箭坪 幹)
古見さんは、コミュ症です。(オダ トモヒト)
いずれあやめか(栗山 ミヅキ)
みずぽろ(原作:一色 美穂、作画:水口 尚樹)
ロッカロック(馬頭 ゆずお)
トニカクカワイイ(畑 健二郎)
あおざくら 防衛大学校物語(二階堂 ヒカル)
タタリ(彌)
シブヤニアファミリー(久米田 康治)
十勝ひとりぼっち農園(横山 裕二)

《休載》
魔王城でおやすみ(熊之股 鍵次)
テノケガ(原作:詩石 灯、作画:新井 隆広)
葬送のフリーレン(原作:山田 鐘人、作画:アベ ツカサ)

【コメント】
巻頭カラーは『MAO』。合わせてカラーページで『らんま1/2』のアニメ化発表です。『うる星やつら』に続いてのアニメ化は嬉しいですが、出来ばえが気になります。『写らナイんです』がちょっと浮上。そろそろ発売されるだろう単行本の売れ行きが気になります。一方、『ロッカロック』がここまで下がってきました。音楽漫画の難しさですね。

カラーページで今号から始まる読切8本を発表。今号の『いずれあやめか』(栗山 ミヅキ)は剣術コメディ。32号の『古鍛える』(原作:王傭 太郎、作画:わぁー)は柔道漫画。

33号の『或る門番』(三浦 蓮)は異世界もの? 34号の『大怪獣!アカリちゃん』(鬼井 イモリ)は変身少女もの?

35号の『魔王の娘は、死にたくない。』(箱根 有)は勇者vs魔王の娘。36号の『ラーフセーバーウィッチ』(ねこぐち)はビーチを守る魔女達の話。

37・38合併号の『サメオアタック』(一 陽基)はビーチバレー漫画。39号の『嵐城さんが言うには』(栗山 ミヅキ)は現代カップルもの。この8本から連載に至る作品は出てくるでしょうか。