2023年12月1日は、藤子・F・不二雄先生の生誕90周年の記念日でした。神奈川県川崎市にある「川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム」では、昨年11月より記念原画展が開催されています。
これまでにドラえもん特集を何度か掲載してきた、暮らしの情報誌「Casa BRUTUS」では、『Casa BRUTUS特別編集 大人も読みたい藤子・F・不二雄100』を発行。全国の書店で好評発売中です。
Casa BRUTUS特別編集
『大人も読みたい藤子・F・不二雄100』発売中!【藤子・F・不二雄 生誕90周年】を祝して
「ドラえもん」「パーマン」はもちろんSF短編まで、
大人になった今だからこそ読み返したい
名作100話を厳選して貴重な原画で紹介します!https://t.co/gmkXk3bqY1 pic.twitter.com/r9GdEuTNeZ— 【ドラえもん公式】ドラえもんチャンネル (@doraemonChannel) December 14, 2023
【藤子不二雄とは?】
藤子不二雄とは、ふたりの共同ペンネームです。
- 藤本弘
- 安孫子素雄
1988年からは独立して執筆。藤本弘先生は藤子・F・不二雄(以下、F先生)、安孫子素雄先生は藤子不二雄A(以下、A先生)を名乗って活動していました。
見分け方は、下記のとおりです。
- F先生:自画像はベレー帽に長身、パイプをくわえている
- A先生:自画像は低身長でメガネをかけている
【作品の特徴・代表作】
藤子不二雄先生に共通する特徴には、博学博識という点があります。
さまざまなジャンルに精通しており、そのユニークな発想から生み出されたのが『オバケのQ太郎』『パーマン』『ドラえもん』などの作品群です。
ともに幅広いジャンルの作品を手掛けていましたが、A先生がダークな作風を生かした大人向けマンガや少年マンガを描いていたのに対し、F先生は子供向けの作品をメインとして大人向けの短編作品も描きました。
F先生の作品はSF要素が取り入れられており、子供たちの夢と願望を視覚化した作品が多く見られます。
つか、娘を迎えに行ったら私は本屋に行きたいのだよ!!
Casa BRUTUS特別編集良すぎない!?
内容もさることながら、ドラ好きならジャケ買いするだろこれ!#ドラえもん#藤子・F・不二雄 https://t.co/vEyM6SMLE9— おかもっち (@moluca777) December 14, 2023
【本誌の特徴】
タイトルにもある『大人も読みたい 藤子・F・不二雄100』のとおり、これまでに発表された作品のうちセレクトされた100選の原画が掲載されています。
取り上げられた作品は、下記のとおりです。
- ドラえもん
- キテレツ大百科
- オバケのQ太郎
- 新オバケのQ太郎
- パーマン
- エスパー魔美
- チンプイ
- 21エモン
- ウメ星デンカ
- T・Pボン
- その他、短編SF作品
特別企画として、ドラえもんとのコラボも収められています。
- 森永邦彦氏がデザインした服
- 佐藤オオキ氏が製作したひみつ道具
- 村上隆氏のアート
その他に、ミュージアムの紹介や生まれ故郷でもある富山県高岡市の訪問記、藤子・F・不二雄先生が生前愛したものの紹介を掲載。
表紙も『ドラえもん』の原画(帰ってきたドラえもん)で、ファンであれば永久保存版の一冊です。
買っちゃった😊
この本2冊しか入って来なかったのに、後から来た弟がもう一冊買って行ってた。
姉弟で買い占めた 笑#ドラえもん #CasaBrutus pic.twitter.com/2hEKM6FyaK— まなか(Smicco)@イースX-NORDICS終わってしまった (@gameandcats) December 14, 2023
【作品データ】
・作者:Casa BRUTUS編集部
・出版社:株式会社マガジンハウス
・刊行状況:ムック