ドラマ『義母と娘のブルース』2024年1月2日放送決定、スピンオフ『祖母と孫娘のブルース』連載中

漫画『義母と娘のブルース』(桜沢鈴)の同名ドラマの完結編となる『義母と娘のブルースFINAL 2024年謹賀新年スペシャル』が放送されます。

バリキャリの主人公である岩木亜希子が、再婚により8歳の女児の母親となったことで起こる日常を4コマ漫画でコミカルに描いた本作。より詳しい内容は、過去記事「笑いあり、涙あり──義理の母娘の絆『義母と娘のブルース』」をご覧ください。

2018年に綾瀬はるかさんの主演、竹野内豊さん、上白石萌歌さん、佐藤健さんらの共演でドラマ化されており、とても好評でした。ドラマ化については、こちらも過去記事「ドラマ『ぎぼむす』で再注目!漫画『義母と娘のブルース』」をご覧ください。

視聴者からの評判が良かったことに加えて、綾瀬はるかさんが第22回日刊スポーツ・ドラマグランプリの主演女優賞を受賞、佐藤健さんが第13回コンフィデンスアワード・ドラマ賞の助演男優賞を受賞、作品自体が2019年日本民間放送連盟賞・テレビドラマ番組部門の優秀賞を受賞しました。そんなこんなで2020年と2022年の1月2日には謹賀新年スペシャルが放送されました。

意図してか偶然か、2年ごとのドラマ化となったため、2024年の1月2日にも放送されるのかと。TBSの番組公式サイトには、亜希子の娘であるみゆき(上白石萌歌)が幼馴染の黒田大樹(井之脇海)と結婚するとのストーリーが公開されており、タイトルに「FINAL」と付いていることから、一応の結末に至る模様。が、しれっと2026年に「RETURN」とか「AGAIN」とかを付けて放送されるかもしれません。

そんな『義母と娘のブルース』のスピンオフとなる『祖母と孫娘のブルース』が、ぶんか社「主任がゆく!スペシャル」連載中です。タイトルにある通り、祖母と孫娘の日常生活を描いた漫画で『義母と娘のブルース』で主人公だった岩木亜希子の幼少期をストーリー漫画化しています。

“集中連載”とあったことから3話ぐらいで終わるのかと思っていたんですけれども、もうちょっと長く続く様子。ただし、掲載誌である「主任がゆく!スペシャル」の隔月刊化に伴い、電子書籍の「comicタント」に移籍となるとのこと。本作がこれからも続くのは嬉しいのですが、紙媒体の縮小は寂しい限りですね。

連載では、岩木亜希子がどうしてあんな女性に育ったのか-もちろん祖母の影響が大きいのですけれども-状況が少しずつ明らかになってきています。祖母なりの教育方針には賛否両論が集まりそうなものの、決して亜希子が不幸そうに見えない点は認めても良いかなと思います。気になる人は「主任がゆく!スペシャル」のバックナンバーと今後の「comicタント」をご覧ください。

【作品データ】
作品:義母と娘のブルース
作者:桜沢鈴
連載:ぶんか社「主任がゆく!スペシャル」連載
刊行状況:新装版上下巻発売中

【作品データ】
作品:祖母と孫娘のブルース
作者:桜沢鈴
連載:ぶんか社「主任がゆく!スペシャル」連載中
刊行状況:単行本発売未定