週刊少年サンデー2023年41号(2023年9月6日発売)

■ 掲載漫画ピックアップ
●『葬送のフリーレン』(原作:山田 鐘人、作画:アベ ツカサ)
過去に戻ったフリーレンは、やはり勇者一行としての旅を続ける。前回と同様の人助けの途中で、魔物の集団に教われるフリーレン達。ここでもアイゼンがタフさを発揮。

ヘルメットはともかく、鋭い槍を砕く筋肉って、どんな鍛え方をしたのか。ハイターがドン引きするのも当然ですが、弟子のシュタルクはここまで鍛えることができるのでしょうか。

●『レッドブルー』(波切 敦)
MMA甲子園の決勝。鉢屋の狙いを見抜いた青葉はノーガードながら、目の良さで鉢屋の攻撃をかわす。油断を突いて青葉が反撃しかけたものの、グローブを止めるテープがはがれて中断。

ちょっと休めたところで、試合をどう立て直すのか。やはり寝技中心に組み立てると思うのですが、鉢屋が付き合ってくれるか。「ルールは守るのか」は皆思ったでしょうね。

●『君は008』(松江名 俊)
洗脳に反してドグラ・マグラのボスを攻撃できたのは、エイトの強制的な友達認定だった。新たな洗脳で陥ったピンチも、意外な人物の登場でかろうじて切り抜ける。

バグでも何でも勝てば良し。しかし野原が結構活躍していますね。当初からこんな設定だったのか。それとも展開でこうなっちゃったのか。ルルスは愛人の立ち位置で良し。

■ 掲載順チェック!

【今号の掲載順】
名探偵コナン(青山 剛昌)
葬送のフリーレン(原作:山田 鐘人、作画:アベ ツカサ)
タタリ(彌)
ラストカルテ-法獣医学者 当麻健匠の記憶-(浅山 わかび)
龍と苺(柳本 光晴)
帝乃三姉妹は案外、チョロい(ひらかわ あや)
トニカクカワイイ(畑 健二郎)
テノケガ(原作:詩石 灯、作画:新井 隆広)
古見さんは、コミュ症です。(オダ トモヒト)
冥天レストラン(鈴野 スケ)
魔王城でおやすみ(熊之股 鍵次)
レッドブルー(波切 敦)
白山と三田さん(くさかべ ゆうへい)
あおざくら 防衛大学校物語(二階堂 ヒカル)
シブヤニアファミリー(久米田 康治)
舞妓さんちのまかないさん(小山 愛子)
君は008(松江名 俊)
スーパーストリング-異世界見聞録-(原作:尹 仁完、作画:Boichi)
シュテルンビルトの通り路(佐伯 一)
朱月事変(壱原 ちぐさ)
十勝ひとりぼっち農園(横山 裕二)
《休載》
MAJOR 2nd(満田 拓也)
MAO(高橋 留美子)
よふかしのうた(ことやま)
君と悪いことがしたい(由田果)

【コメント】
またもつながる表紙ですが、コナンとフリーレンの組み合わせは面白いです。『タタリ』が久しぶりに上位掲載。単行本の売れ行きが良いのでしょうか。休載明けの『舞妓さんちのまかないさん』は後方掲載。ここからどうつなげていくのか。『シュテルンビルトの通り路』『朱月事変』は次号最終回と発表。どちらも今ひとつ乗り切れなかった感じです。

カラーページで秋の新世代グランプリで読切3連発の発表。次号が学園コメディーの『委員長とつむじ風』(帰田)、43号がバトルアクション『亡者絶対殺す』(Q斎)、44号が魔法ものの『はぐれもののフーガ』(光莉)の3作。内容はともかく、変わったペンネームばかりですね。ここから連載になる作品が出るのでしょうか。