『名探偵コナン』の劇場版最新作となる第26弾『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』の興行収入が130億円を超えました。それに合わせて展開していたのが、「増刊サンデーS(スーパー)」の4号連続表紙です。
ご覧の通り、2023年6月号から9月号の4冊に渡って、真っ黒な潜水艦とともに主要キャラクターを分散して描いています。コナンや零やキールのように丸っと描かれているキャラもいれば、哀やジンのように胴体でスパッと分かれてしまうキャラもいるのはご愛敬です。執筆時点ではネット書店などにてバックナンバーが購入可能のようなので、気になる方は早めにどうぞ。
ネット公表によると、『黒鉄の魚影』の興行収入は7月30日時点で134億9000万円とのこと。直近夏休みながらもやや伸びが鈍っていることを考えると、最終的に140億円に届くかどうかでしょうか。それでも22作目の『ゼロの執行人』が91億8000万円、23作目の『紺青の拳』が93億7000万円、25作目の『ハロウィンの花嫁』が97億8000万円と、いずれも大成功ながら、100億円まであとちょっとのところで終わっていたことを考えれば、特大の成功とみても良いでしょう。
表紙で分かるように、「サンデーS」では毎号何らかの形で劇場版をプッシュしています。一番のウリは劇場版のコミカライスで、7月号までは劇場版19作目となる『名探偵コナン 業火の向日葵』(原作:青山剛昌、作画:阿部ゆたか、丸伝次郎)のコミカライズを掲載。8月号からは『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』(原作:青山剛昌、作画:阿部ゆたか、丸伝次郎)のコミカライズ連載が始まりました。
#劇場版名探偵コナン 第25弾のタイトル決定‼️
🎬『名探偵コナン #ハロウィンの花嫁 』 2022年4月15日(金)公開!
青山先生描き下ろしビジュアルも初公開!
永遠の愛、誓ってもいいよね? pic.twitter.com/bpCEgMeICQ
— 劇場版名探偵コナン【公式】 (@conan_movie) December 1, 2021
これまでに劇場版のコミカライズは14作が発表されており、単行本は作品によって1巻から3巻で完結しています。先の『ゼロの執行人』や『紺青の拳』などは完結していますが、16作目『11人目のストライカー』以前は未発表の作品が多いですね。まあ、そのうちに全作コミカライズがあるのではないかと予想しています。現在連載中の『ハロウィンの花嫁』の次に過去作、そして『黒鉄の魚影』、そしてまた過去作…くらいでしょうか。
「サンデーS」の4号連続表紙は別格ながら、過去に「少年サンデー」本誌では2号連続表紙がいろいろありました。せっかくですので、本誌にて過去にあった連続表紙をいくつか紹介しましょう。劇場版に合わせた連続表紙が多い中、『ONE PIECE』(尾田栄一郎)とのコラボもありました。皆さんが見覚えがある表紙はどれでしょうか。
【作品データ】
作品:名探偵コナン 業火の向日葵
原作:青山剛昌
作画:阿部ゆたか、丸伝次郎
連載:小学館「サンデーS」連載
刊行状況:1巻発売中、10月18日完結2巻発売予定
【作品データ】
作品:名探偵コナン 紺青の拳
原作:青山剛昌
作画:阿部ゆたか、丸伝次郎
連載:小学館「サンデーS」連載
刊行状況:全2巻
【作品データ】
作品:名探偵コナン ゼロの執行人
原作:青山剛昌
作画:阿部ゆたか、丸伝次郎
連載:小学館「サンデーS」連載
刊行状況:全2巻