週刊少年ジャンプ 2022年50号(2022年11月14日発売)

■掲載漫画ピックアップ

●『一ノ瀬家の大罪』(タイザン5)
新連載4連弾の第1弾は、新時代のホームドラマだ。目が覚めたら病院で、周囲には家族がいる……だけど「俺は誰?」。よくある記憶喪失ものかと思えば、実は家族らしき全員が記憶を失っていた。架空の家族ごっこをして記憶を蘇らせようとするが、それもなかなか困難で……。しかし、両親と祖父母と妹とともに自宅に帰ると、それぞれが鍵のある固執を持っていた。そして部屋に入ると──想像を超える新連載!!

●『SAKAMOTO DAYS』(鈴木祐斗)
クラブジャムに洗脳された周には、シンたちが父親に見えるらしい。恐ろしいほどの恨みの裏には、サツレンとのいざこざがあるらしい。しかしシンの右手は多く見積もってもあと一回くらいが限界。クラブジャムに洗脳されている周による攻撃を、シンは佐藤田先生からならった合気道でかわす。そして祖父は周に、自分の父親がどんな男だったかよーく思い出してみろと説く。そして洗脳を自ら解き、シンはクラブジャムに最後の一撃を!!

●『逃げ上手の若君』(松井優征)
暴れ馬となった今川範満は何をやっても止められない。一方、らしくもなく敵前で隙を見せてしまった吹雪を時之は心配する。ゲンバはその吹雪の変化の様子をしっかりと見ていた。「足利学校」と聞いてから、吹雪は様子がおかしくなったのだ。以前にもそういうことがあったと覚えていたゲンバは、吹雪が足利の手の者ではないかと言う。正直に出自を明かした吹雪に対して、時之は──?!

■掲載順チェック!
【今号の掲載順】
一ノ瀬家の大罪(タイザン5) <巻頭カラー> <新連載>
あかね噺(原作:末永裕樹 作画:馬上鷹将)
ONE PIECE(尾田栄一郎)
SAKAMOTO DAYS(鈴木祐斗) <センターカラー>
アオのハコ(三浦糀)
呪術廻戦(芥見下々)
ウィッチウォッチ(篠原健太) <センターカラー>
マッシュル-MASHLE-(甲本一)
夜桜さんちの大作戦(権平ひつじ)
ギンカとリューナ(渡辺シンペイ)
高校生家族(仲間りょう)
僕とロボコ(宮崎周平) <センターカラー>
逃げ上手の若君(松井優征)
大東京鬼嫁伝(仲間只一)
HUNTER×HUNTER(冨樫義博)
化けニャンコマスター梅吉(内山貴) <特別読切>
PPPPPP(マポロ3号)
アンデッドアンラック(戸塚慶文)
《休載》
僕のヒーローアカデミア(堀越耕平)
ブラッククローバー(田畠裕基)
ルリドラゴン(眞藤雅興)

【コメント】
新連載第1弾は、『タコピーの原罪』で人気を博したタイザン5先生の本誌掲載作品だ。ハートフルなファミリーストーリーかと思いきや……?今後の展開が早くも気になる!危機と隣り合わせの『あかね噺』は『ONE PIECE』をおさえて実質掲載順位トップを獲得。今後にさらに期待がかかる。雛の告白に答えを出した『アオのハコ』にも注目。同じく告白を果たした『高校生家族』の今後はいかに?