週刊少年サンデー 2022年46号(2022年10月12日発売)

■ 掲載漫画ピックアップ

●『九龍城でもう一度』(藤田 三司)
あらゆる種類の人間はもちろん幽霊、魔物までもが生きる九龍城(クーロンじょう)。そこで大家を務める涼真は“居場所のないものに居場所を”のモットーを受け継いで、東奔西走を続ける。新連載。

ラブストーリーなんでしょうけど、いきなり大きな謎が展開されています。さて『朱月事変』や『双影双書』に続くアジアンテイストはどこまで受け入れられるでしょうか。

●『葬送のフリーレン』(原作:山田 鐘人、作画:アベ ツカサ)
デンケンとマハト、フリーレンとソリテールとの戦いが続く中、ついにフリーレンが黄金化の魔法を解析し終える。その隙をついて、デンケンはマハトに、フェルンはソリテールに致命傷を与えた。

辛勝ですが、諸々の犠牲が大きすぎです。さて、デンケンは助かるのでしょうか。“相打ち”と言っていますが、しれっと生き残ってそうな気がしますけど、果たして……?

●『十勝ひとりぼっち農園』(横山 裕二)
「ゲッサン」の頃から作者に散々の無茶ぶり企画を続けさせてきた市原編集長が交代し、LINEグループからも退会。作者は思い出の豚丼の小を一人寂しく食べる。

ってことで、この連載も終了……となるんでしょうか。まあそれほど予算がかかっているわけでもなさそうですし、いきなり打ち切りってこともないでしょう……たぶん。

■ 掲載順チェック!
【今号の掲載順】
九龍城でもう一度(藤田 三司) <新連載>
名探偵コナン(青山 剛昌)
葬送のフリーレン(原作:山田 鐘人、作画:アベ ツカサ)
BE BLUES!~青になれ~(田中 モトユキ)
朱月事変(壱原 ちぐさ)
MAO(高橋 留美子)
古見さんは、コミュ症です。(オダ トモヒト)
龍と苺(柳本 光晴)
ビグネス参式(勝郎)
トニカクカワイイ(畑 健二郎)
双影双書(舟本 絵理歌)
あおざくら 防衛大学校物語(二階堂 ヒカル)
ラストカルテ-法獣医学者 当麻健匠の記憶-(浅山 わかび)
白山と三田さん(くさかべ ゆうへい)
帝乃三姉妹は案外、チョロい(ひらかわ あや)
君は008(松江名 俊)
魔王城でおやすみ(熊之股 鍵次)
レッドブルー(波切 敦)
第九の波濤(草場 道輝)
GOLDEN SPIRAL(福地 翼)
ボレーボレー(カワバタオ)
ラブコメクエスト(mmk)
十勝ひとりぼっち農園(横山 裕二)
《休載》
よふかしのうた(ことやま)
舞妓さんちのまかないさん(小山 愛子)
シブヤニアファミリー(久米田 康治)
このマンガのヒロインは守崎あまねです。(ねこぐち)
MAJOR 2nd(満田 拓也)

【コメント】
巻頭カラーは新連載の『九龍城でもう一度』。カラーページではアニメ化進行中である『ノケモノタチの夜』のキービジュアルとメインキャストの声優を発表。アニメ放送は2023年1月とのこと。『BE BLUES!~青になれ~』は上位掲載で連載終了。ちょっと尻切れトンボでしたが、まあこんなものかなと。『第九の波濤』は主人公達の距離がいきなり急接近。収束への予兆でしょうか。