4月9日より東京・千代田区のアートスペース3331Arts Chiyodaにて漫画家・大友克洋の原画展「大友克洋GENGA展」が開催される。

今年でデビュー39年を迎える大友は、他の追随を許さない高い表現力と独特な世界観で各界に大きな衝撃を与えた。その作品は海外でも高い評価を受けており、日本のサブカルチャーを世界に通用するアートの域にまで高めた牽引者といえよう。

今回の展示の目玉は、なんといっても代表作である『AKIRA』の全原稿。そのほか、単行本未収録の初期作品から『童夢』『気分はもう戦争』『さよならにっぽん』、そして前作『KABA』からじつに20年ぶりとなる画集『KABA2』に収録された最新カラーも展示される予定で、いやがうえにも期待が高まる。

会場となるアートスペース3331Arts Chiyodaは廃校となった中学校を改修した建物。気軽にアートを楽しんでもらおうというコンセプトのユニークなギャラリーだ。ビルの谷間にぽっかり空いた異次元にも似た、オアシスのような空間だ。こちらも堪能してほしい。

原画展の入場は完全予約制。
チケットはローソンチケットでの取り扱いで、4月分の発売日は3月3日、5月分は4月14日。今から激しいチケット争奪戦が予想される。
チケットの予約方法その他詳細については 公式サイト をご覧いただきたい。

大友克洋GENGA展
会期：2012年4月9日（月）～5月30日（水） ※第三火曜日は休館
入場料：大人1,500円　学生800円　中学生500円 ※小学生以下は保護者の同伴により入場無料