「龍馬イラスト展 in お江戸」を見てきました(前編)

今年のNHK大河ドラマは『平清盛』です。視聴率は今ひとつ伸びていないようですが、どこかの県知事の発言もあってか、注目度は高いようです。2010年に放送されたのが『龍馬伝』でした。それと共に開催されていたのが、「私の龍馬イラスト展」です。長崎のハウステンボスなど西日本を中心に開催されていたので、『ちょっと行けないなぁ』と思った人も居たのではないでしょうか。このイベントが東日本大震災のチャリティーイベントを兼ねて、東京で開催されています。題して「龍馬イラスト展 in お江戸」です。

場所は東京都江東区の森下文化センターです。

■公益財団法人江東区文化コミュニティ財団「森下文化センター」ページ
http://www.kcf.or.jp/morishita/index.html

私も『ちょっと行けないなぁ』と思った1人なので、絶好の機会と出かけてきました。場所は江東区の森下3丁目。最寄り駅は都営大江戸線もしくは都営新宿線の森下駅ですが、都営新宿線の菊川駅や東京メトロ半蔵門線の清澄白河駅でもあまり変わらないと思います。どの駅からも歩いて10分前後です。

こちらが森下文化センターの入り口、左の掲示板にお知らせが貼り出されています。中に入ると、ほぼ正面で「龍馬イラスト展 in お江戸」が開催されていました。

そのまま行きたいところですが、ちょっと寄り道です。

玄関に『のらくろ』の看板があったのに気付かれたと思います。「のらくろ」の作者である田河水泡氏は、青年期を江東区深川で過ごしたことで縁が深く、遺品が江東区に寄贈されました。そこで森下文化センターでは、常設展として「田河水泡・のらくろ館」が展示されています。また森下文化センターの前の通りは、“のらくろード”と名付けられたり、のらくろが江東区の文化親善大使に任命されたりもしています。

■「田河水泡・のらくろ館」公式サイト
http://www5a.biglobe.ne.jp/~norakuro/sub1/index.htm

もちろん「田河水泡・のらくろ館」も一通り見てきました。『のらくろ』のダイジェストや数々のグッズに書斎を再現したコーナーなどがあります。私自身は“のらくろ”と聞くと、二等兵や上等兵を思い浮かべるのですが、意外な地位まで出世しているのが分かりました。『そんなのググればわかるだろ』と思われるかもしれませんが、それでもこの展示は一見の価値ありだと思います。

また森下文化センターの1階には、漫画が多数揃えられています。ここを訪問された漫画家の色紙などもあるので、こちらも必見ではないでしょうか。

ここにものらくろの巨大ぬいぐるみがありました(左隅)。

次回の後編は「私の龍馬イラスト展」の詳細をお伝えします。

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