うどんの女 (Feelコミックス)

うどんがとりもつ恋もある…『うどんの女』

うどんの女 (Feelコミックス) 日本食を代表する麺類の1つ、うどん。
そばやラーメンに比べて、強烈な印象に欠けるところはありますが、秋田の稲庭うどん、群馬の水沢うどん、香川の讃岐うどんなど、
その種類は実は非常に多種多様。様々なうどんの食文化が、全国各地に存在しています。

 

近年、うどんチェーン店の進出が首都圏でも目立つようになりました。
これらのお店の多くでは、安い値段で気軽にうどんが食べることができます。
ハンバーガーや牛丼よりも身体に優しいうどんのお店の増加は、うどんが多くの日本人に愛されていることを、改めて証明しているようのではないでしょうか。

そして、このうどんを題材として、うどんがとりもつ男女の恋を描いた作品が『うどんの女(ひと)』(えすとえむ)です。

 『うどんの女』の中で恋をするのは、「学食のうどんのおばちゃん」として働く30代の女性・村田チカと、毎日のように学食でうどんを食べる男子学生・木野。
うどんを渡し、渡されながら、顔を合わせるうちに、ふたりは相手が自分のことを好きなのではないかと、次第にお互いを意識し、近づいていきます。
そう、この作品の中では、学食メニューのうどんがチカと木野の恋の橋渡し役をつとめるのです。

うどんと恋。
一見、接点はないように思える2つですが、うどんは日本に深く根付いたまさに国民食。
うどんから生まれる恋は、実際にありえないことではない気がするのです。

特に冬は温かい食べものや人との触れ合いが恋しくなる季節ですから、
好きな人とうどんを食べたいと思う人、好きな人にうどんを作ってあげたいと思う人もいるはず。

もしかすると、この季節には、日本のあちこちで、うどんがとりもつ恋が生まれているかもしれませんね。

【作品データ】
作者:えすとえむ
出版社:祥伝社
刊行状況:全1巻(完結)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。