「月刊Flowers」（小学館）で連載中の『坂道のアポロン』（小玉ユキ）が、今年の4月より、フジテレビのノイタミナでアニメ化されることが決定しました。

【作品紹介】
2009年の「このマンガがすごい! オンナ編」NO.1に輝いて、一気に注目度を高めた『坂道のアポロン』は、
60年代の日本、地方の街を舞台に、ジャズに魅せられた高校生たちの青春時代を描く物語。

横須賀から地方の街へ転校してきた西見薫は、
人とのコミュニケーションがうまくとれない内向的な少年。
彼が嫌なことを忘れられるのは、ピアノを弾いているときだけ。
しかし、転校初日、一風変わった不良少年・千太郎と出会ったときから、
薫の運命は変わり出していく。

千太郎と接していく中で、ジャズという音楽と出逢い、
セッションをする楽しさに目覚める薫。
次第に薫と千太郎の間には友情が育っていく。

二人の友情を見守る、千太郎の幼なじみの律子。
彼女にいつしか恋心を覚える薫。しかし、律子の心は千太郎に…

友情、音楽、そして恋。
せわしない60年代の日本のかたすみで暮らす多感な高校生たちの物語を、
繊細にていねいに描いた作品です。

コミックスは現在8巻まで刊行され、
1月28日発売の「月刊Flowers」で、作品が完結する予定の『坂道のアポロン』。
しかし、4月にはTVで物語をじっくり楽しむことができそうです。

「モーニン」など、作品に登場する、ジャズの名曲を収録した
コミックのオリジナルサウンドトラックも発売されているこの作品。
ぜひ、アニメの方でもクールなジャズサウンドにのせたきらきらとした青春ドラマを期待したいですね。

【関連URL】
・アニメ『坂道のアポロン』公式サイト
http://www.noitamina-apollon.com/