日別アーカイブ: 2026/05/09

『ドラフトキング』実写ドラマ2期が5月15日からWOWOWで放送開始

今回は集英社「グランドジャンプ」で連載中の『ドラフトキング』(クロマツテツロウ)を紹介します。

主人公は横浜DeNAベイスターズならぬ、横浜ベイゴールズでスカウトを務める郷原 眼力(ごうはら オーラ)。うーん…キラキラネームの先駆けでしょうか。それはともかく、自他ともに認める敏腕スカウトです。彼によって見出された選手は多く、そうした選手達や野球関係者からも信頼を得ています。と言うのは、選手のことを第一に考えてあえてスカウトを断ったり、他球団やアマチュアに進むのを認めたりするからです。

郷原の一番弟子……ではないものの、そんなポジションにいるのが同僚スカウトの神木(かみき、漫画は下の名前が不明)です。同僚と言っても、元は横浜ベイゴールズに所属していたプロ野球選手。ただし、プロの世界でほとんど通用することなく5年で引退となり、スカウトの世界に転身しています。もっとも、神木のスカウトマンとしての力量は郷原と比べて大きく劣ります。それでも神木の真面目な性格は、傲慢な言動が目立つ郷原にも認められるようになっていきます。

さて、本作は基本的に有望なアマチュア選手や学生選手達や関係者らと郷原が関わっていく様子が描かれています。当然のように他の球団にもスカウトはいるので、ライバルスカウトとの駆け引きは毎回のように出てきます。郷原が巧みに先着することもあれば、逆にライバススカウトに出し抜かれて頭を抱えることも。直近の連載では、目を付けていたアマチュア選手を独立リーグに紹介したものの、他球団のスカウトが用意した別ルートの魅力を感じた選手は、そちらを選んでしまいます。ただし郷原も「最高の話だ」「絶対に大阪に行くべきだ」と、その選択を称賛しています。

数多くの野球漫画がある中で、本作以外にも裏方であるスカウトを主人公とした漫画は存在します。文芸春秋「コミックビンゴ」で連載されていた『隠し球ガンさん』(原作:木村公一、作画:やまだ浩一 )や、講談社「イブニング」で連載されていた『スカウト誠四郎』(三田紀房)あたりが有名でしょう。他にもあるかもしれません。

本作の実写ドラマ化は、2023年の第1期に続いて、5月15日から第2期が放送開始。第1期と同様に主人公の郷原はムロツヨシが、神木良輔は宮沢氷魚が演じます。どちらもWOWOWですし、1期、2期ともに全10話。原作の溜まり具合では、3期もありそうですが、掲載誌の「グランドジャンプ」が月2回刊なので、漫画の進行が厳しそうです。ともあれ、漫画とドラマを並行して楽しみたいと思います。

【作品データ】
作品:ドラフトキング
作者:クロマツテツロウ
連載:集英社「グランドジャンプ」連載中
刊行状況:1~24巻発売中、以下続刊

【作品データ】
作品:隠し球ガンさん
作者:原作:木村公一、作画:やまだ浩一
連載:文芸春秋「コミックビンゴ」連載
刊行状況:全4巻

【作品データ】
作品:スカウト誠四郎
作者:三田紀房
連載:講談社「イブニング」連載
刊行状況:全2巻