月別アーカイブ: 2025年5月

週刊少年サンデー2025年26号(2025年5月28日発売)

■ 掲載漫画ピックアップ
●『カグライ』(原作:レタス 太郎、作画:ましゅ 太郎)
剣術の家に生まれた少女、神楽(かぐら)と妖魔を倒すために飼われている人妖の雷人(らいと)。長じて剣聖と呼ばれるようになった神楽は、雷人と自由を求めて時の幕府に反発する。新連載。

凸凹コンビですが、雷人も成長しそうですし、第2形態に期待です。さて追手と妖魔と三つ巴の戦いになりそうですが、とりあえずは舞台設定がもう少し明らかになるのを待ちましょう。 続きを読む

週刊少年マガジン 2025年26号(2025年5月28日発売)

■掲載漫画ピックアップ

●『ドリーム★ジャンボ★ガール』(ヒロユキ)
真面目でちょっと心配性な千恵と能天気な叶。正反対の性格の二人は大の仲良しだ。受験勉強に全てを捧げて頑張っている千恵に喜んでほしくて叶がプレゼントした宝くじが一等に当選。突然7億円を手に入れた二人の人生は⁉ 『アホガール』『カノジョも彼女』のヒロユキ待望の新連載!
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【ネタバレ感想】ドリーム★ジャンボ★ガール【週刊少年マガジン26号(2025年5月28日発売)~】

平凡な受験生がいきなり億万長者になっちゃった!!

マジメでちょっと心配性の千恵と能天気な叶は大の仲良し。受験勉強にうちこむ千恵を元気づけようと、叶がおこづかいをはたいてプレゼントした宝くじが一等前後賞7億円に当選していた! 突然大金を手にした千恵と叶、正反対な性格の二人が繰り広げるドタバタコメディ。

吉祥寺は魔境だった!松江名俊先生の自伝漫画『吉祥寺少年!』

小学館「ゲッサン」にて『吉祥寺少年!』(松江名俊)の連載が始まりました。

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週刊少年マガジン 2025年25号(2025年5月21日発売)

■掲載漫画ピックアップ

●『黙示録の四騎士』(鈴木央)
魔力と物理、どちらの攻撃も無効化するバリンの「無敵」の前に苦戦を強いられたガウェインだったが、ついにその秘密を看破して勝利する。その一方ではダブズの報告で<四凶>ベルトレープがエスカノールの実兄・デモンドと知ったガウェインの家族が彼女に出生の秘密を明かす時が来たのではないかと感じていた。
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週刊少年サンデー2025年25号(2025年5月21日発売)

■ 掲載漫画ピックアップ
●『かくかまた』(くさかべ ゆうへい)
高校2年生の荒川美咲(あらかわ みさき)と蒲田三平(かまた さんぺい)。美咲がノートに描いた漫画を三平が偶然見たのをきっかけに、共に漫画の専門学校に進学。新連載。

前作『白山と三田さん』同様、ここから専門学校卒業までを描くのでしょうか。さて、初っ端で漫画家となった美咲が描かれましたが、パートナーの三平はどうなるのか。 続きを読む

痛みのない人間関係を築けるのか?『わたしたちは無痛恋愛がしたい 』

「ストレス」「痛み」と聞くと、皆さんは何をイメージするでしょうか?強いストレスにさらされると、突然胃が痛くなるなどの反応が出ます。しかし、私たちはまったくストレスが無くても逆に生きていけず、結局はある程度のストレスは必要なのです。

ただ、できれば悪いストレスや痛みは、できるだけ少ないほうがいいのは確かで……。そんな女性の本音を描いた作品として、瀧波ユカリ先生の『わたしたちは無痛恋愛がしたい 〜鍵垢女子と星屑男子とフェミおじさん〜』を紹介します。 続きを読む

イジメに立ち向かう勇気とは?『ライフ~生きていく。ということ~』

生きている中で、あるできごとをきっかけに性格が変わってしまうことがあります。たとえば、幼少期に活発だった子がイジメをきっかけに内向的になる、逆に内向的だった子が転校をきっかけに明るく人を笑わせる子になるなどのケースです。

やられた側から見れば、黒歴史とさえ言ってもいいできごとでしょう。しかし、そこに乗り越えなければならないことがあったとしたらどうしますか?気弱な主人公が、イジメに立ち向かう勇気と強さを持つ過程を描いた作品が、すえのぶけいこ先生の『ライフ~生きていく。ということ~』です。 続きを読む

理不尽に命を奪った元少年の本性を暴く!『ライフ2 ギバーテイカー』

人間の本性は、そう簡単には変わらないものです。簡単に騙されます。逆に言ってしまえば、どんなに醜い本性を持っていても、それを隠したまま生き延びられるということ。実際に自身にとって心の底から嫌いな人が、周囲からはなぜか好かれるという事例は枚挙にいとまがありません。

公認心理師・臨床心理士、精神科医など、多くの人の内面を見た人でも、本性を見極めるのは容易ではないでしょう。今回は、理不尽に妹の命を奪われた女性刑事が、その元少年に凛々しく勇猛果敢に立ち向かっていく物語、すえのぶけいこ先生の『ライフ2 ギバーテイカー』を紹介します。なお、本作と2002年から2009年にかけて連載された『ライフ』と、関連性はありません。

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野球がもっとも輝いていた時代が蘇る『昭和のグラゼニ』

元・南海ホークス(元・福岡ソフトバンクホークス)の名将、鶴岡一人氏の名言「グラウンドにはゼニが落ちている」という言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。この言葉には「野球で稼ぐためには、まずは試合に出なければはじまらない」という意味が込められています。

昭和中期~平成初期にかけて、野球がもっとも輝いていた時代。この言葉を信じて、野球に打ち込んだひとりの青年を描いた物語が、森高夕次先生原作、川先生作画の『昭和のグラゼニ』です。本作は、大人気シリーズ『グラゼニシリーズ』のスピンオフで、凡田夏之介を担当したスカウトの現役時代を描いています。 続きを読む