「十人十色」という言葉があります。好み・考え・性格などは、人によってそれぞれ違うことのたとえに使われる言葉です。悩みも同じで、身体的特徴で悩む人がいる一方で、一見悩む必要もなさそうなことで悩む人もいます。
身体に現れる特徴であれ、現れにくいものであれ、さまざまなことで悩みを持つものです。今回紹介する鈴木望先生の『青に、ふれる』では、顔にアザのある女子高生と相貌失認の教師を中心とした、コンプレックスとそこにある恋愛を描いています。 続きを読む
近年ではサッカーにやや押され気味とはいえ、野球といえば日本で人気の高いスポーツのひとつです。では、野球と聞いてどのようなワードを思い浮かべますか?経験者であれば「長時間の練習」という答えを出す人が多いのではないでしょうか。
確かにその通りかもしれません。実際に、高校以上になると土日は平日でも3~4時間近く練習しているところも多いでしょう。そういう要素を否定とまではいかなくとも、覆す高校があったら皆さんはどう思いますか?
今回ご紹介する、クロマツテツロウ先生の『べー革』では、ここであげた長時間の練習や反復などの量ではなく、質の練習を提唱するマンガです。 続きを読む