女性同士の恋愛(ガールズラブ)を描いた作品は、「百合」と呼ばれます。今でこそ広く知られるようになり、さまざまな人がカミングアウトするようになりましたが、周囲に打ち明けにくいものでした。
そのため、どこか繊細な感じのするそんな恋愛のような感じがします。そんな女の子たちの恋愛の一部を描いた短編集が、芥文絵先生の『妹ができました。』という作品です。2011年~2014年にかけて「つぼみ」と「ひらり」に掲載された読み切り作品に、描き下ろしが入って一冊の短編集になりました。 続きを読む
女性同士の恋愛(ガールズラブ)を描いた作品は、「百合」と呼ばれます。今でこそ広く知られるようになり、さまざまな人がカミングアウトするようになりましたが、周囲に打ち明けにくいものでした。
そのため、どこか繊細な感じのするそんな恋愛のような感じがします。そんな女の子たちの恋愛の一部を描いた短編集が、芥文絵先生の『妹ができました。』という作品です。2011年~2014年にかけて「つぼみ」と「ひらり」に掲載された読み切り作品に、描き下ろしが入って一冊の短編集になりました。 続きを読む
ひとことで「ガールズラブ(百合)作品」といっても、あまあまな恋愛を描くものから心のどこかに闇を感じさせるもの、際どい性描写のあるものまでさまざまあります。そういう意味では、それぞれの好みが分かれやすいジャンルといえるでしょう。
あまあまな百合恋愛作品の中でも、かわいい絵柄で人気の高い作者といえば竹嶋えく先生です。その中でも、読み切り(短編)作品を集めた『君に好きっていわせたい』を紹介します。 続きを読む
取引先や来店するお客様に接客していると、そんなに低くない確率で横柄な態度に出る人など、想定外の事態に遭遇します。特に接客業の経験のある方ならば、思わず何度も首を縦に振るでしょう。
小売業者は日本国内にもたくさんあり、おそらくどの業界にもそれぞれの「あるある」が存在するはず。その中で、書店業界で発生しがちなあるあるを描いた作品が、今回ご紹介する佐久間薫先生の『本屋の堀ちゃん』です。本作は「Webアクション」で連載されていた『カバーいらないですよね』のエピソードを改題したものと番外編を収録した、オール新作となっています。 続きを読む
日本では、自治体単位でパートナーシップ制度を制定していますが、同性婚はまだ法的に認められていません。もしも結婚が認められるようになったら、婚姻届を出したいと思う人は一定数いるのではないでしょうか。
今回は同性婚にちなんで、雨水汐先生の『女ともだちと結婚してみた。』を紹介させていただきます。本作は、同性婚が法律で認められるようになった日本が舞台の、女同士で結婚した「ふうふ」の物語です。 続きを読む