漫画や小説に限らず、タイムスリップを取り扱う作品における焦点の1つに、「どれだけ歴史を変えられるか」がある。そして日本史における大きな話題の1つに、「織田信長が本能寺の変で死ななかったら、その後の日本の歴史はどうなったか」がある。この2つが楽しめそうな漫画が、芳文社「週刊まんがTIMES」にて好評連載中の『信長のシェフ』(梶川卓郎)だ。
現代の西洋料理人であるケン(葛城賢一郎)が、戦国時代にタイムスリップし、織田信長に料理人として使える展開は、まさにタイトルそのまま。2013年と2014年にテレビ朝日系列にて、Kis-My-Ft2の玉森裕太さんがケン役、及川光博さんが織田信長役でドラマ化された。その辺りは、2013年の記事「ドラマも好評放送中!『信長のシェフ』原作レビュー」をどうぞ。