カテゴリー別アーカイブ: 自由研究

傑作コミカライズ『皇国の守護者』絶版が確定

佐藤大輔による架空戦記小説をコミカライズした人気作『皇国の守護者』。2007年に集英社ウルトラジャンプで連載を終え、全5巻が出揃ってから10余年経った本日3月6日、コミカライズ担当の漫画家・伊藤悠が自身のTwitterで正式な絶版を報告した。その後わずか数時間で絶版を惜しむツイートが2万を超え、なおファンの嘆きの声は増え続けている。 続きを読む

迫真の心理戦がアツいダーツ漫画『エンバンメイズ』

【あらすじ】
平和な日本において、数億単位の金銭や人命までもがやりとりされる「賭けダーツ」の世界。そこに集まる天才ダーツプレイヤーの中でも、ひときわ異彩を放つ最強の男がいた。“迷路の悪魔”という異名をもつ青年・烏丸 徨。なぜ彼はそんなに強いのか、なぜ彼は命をかけてまで勝ち続けなければいけないのか。その謎は凄惨な試合を重ねるごとに、少しずつ明らかになっていく……。 続きを読む

アニメ放送間近!脱力系SFロボットギャグ『宇宙戦艦ティラミス』

【あらすじ】
宇宙暦0156年、人類が宇宙空間で戦争を繰り広げている時代。地球連邦に所属する青年・スバルは人型兵器「デュランダル」を自在に操り、戦場で活躍するエースパイロットだ。だが彼は人づきあいが苦手で他のクルーになじめず、唯一落ち着ける場所が愛機のコクピット内だけという見事な引きこもり男子だった。そんなスバルが日々やらかす、数々の奇行を描いたSFギャグである――。 続きを読む

21年ぶりの復活! 『ガンダムX』後日談がガンダムエース3月号に掲載中

「月は出ているか?」

――印象的なサブタイトルと名言で今なお愛される『機動新世紀ガンダムX』(1996年放送)。その最終回後を描いたアフターストーリー漫画が、ガンダム専門誌「ガンダムエース」3月号に掲載されている。 続きを読む

11年にわたる冒険についに幕! 真島ヒロ『FAIRY TAIL』完結

真島ヒロ氏の漫画、『FAIRY TAIL(フェアリーテイル)』が2017年7月26日発売の週刊少年マガジン34号にて大団円を迎えた。
連載は2006年35号の第1話からまるまる11年の長期にわたり、TV・劇場アニメも制作されてマガジンの看板を背負う作品だった。国内はもちろん、海外でも人気を博し、累計発行部数は全世界で6000万部以上といわれる。

続きを読む

アウトローから普通の女子へ――『百日紅』(アニメ映画版)レビュー

2015年5月9日『百日紅』がアニメ映画化された。

原作は江戸風俗家・文筆家でもあり、漫画家でもある故・杉浦日向子の代表作である。浮世絵師・葛飾北斎と娘・お栄、居候の善次郎(渓斎英泉)らを中心に絵師、花魁、男娼、妖怪などさまざまな人物群像が描かれており、娯楽漫画のクオリティとともに、江戸風俗の資料としても価値が高い。

本作を読んで江戸という時代の息遣いに触れたような気になり、江戸時代の研究や創作を志す人も多いのではないかと思う。ちなみに本作は1980年代に『漫画サンデー』に連載され、現在はちくま文庫から上下巻が発売されている。

続きを読む

日本文学とゾンビ活劇、奇跡の融合!『こころ・オブ・ザ・デッド~スーパー漱石大戦~』

文豪・夏目漱石の代表作『こころ』。海外向けに翻訳もされており、英語版はAmazon.comのレビューでは平均4.5以上を取るなど、日本が世界に誇る国民的文学でもある。

その『こころ』が漱石没後100年に当たる2016年、超ド級アクション+ラブコメ漫画『こころ・オブ・ザ・デッド~スーパー漱石大戦~』として甦った。敵は日本中に溢れ返るゾンビ軍団である。何を言っているかわからないと思うが、まあ聞いてほしい。 続きを読む

現代社会で働く男が魅せる、生の喜び 『めしぬま。』

過労死、長時間残業、ブラック企業、低賃金、非正規雇用の増大など、現代日本社会のサラリーマンを取り巻く要素は相変わらず暗い。しかし彼らが毎日、癒しもなく、もくもくとストイックに働いているわけではない。その癒しの一例が食事だ。

『孤独のグルメ』(久住 昌之・谷口 ジロー/扶桑社)の一節に「誰にも邪魔されず、気を使わずものを食べるという(中略)行為こそが現代人に平等に与えられた、最高の『癒し』といえる」という至言がある。つまり、現代日本のサラリーマンが仕事の合間にとる食事は、単なる栄養摂取以上の大きな意義を持っているといえよう。

そんな人々のニーズに応えるかのごとく、漫画の定番的な題材にも「食事×社会人」という組み合わせがある。その中で話題になっている作品が『めしぬま。』だ。 続きを読む

したたかなヒロインの活躍が熱い!『辺獄のシュヴェスタ』

保育制度の不十分さ、非正規雇用の増加、医療・福祉制度の改悪など、現代日本女性にとっても明るい要素に乏しい昨今。そんな中、漫画の世界では、実際の歴史上で戦った強い女主人公たちが人気を集めている。

復讐の女戦士と西夏文字を題材とした『シュトヘル』のシュトヘル、月刊アクション(双葉社)で連載中の『乙女戦争』のシャールカなど、現代より女性の地位が低かった時代において、細い体に勇気と異能を宿して信念を貫く女主人公たちの姿は魅力的だ。

『月刊!スピリッツ』(小学館)に連載中の『辺獄のシュヴェスタ』もそんなマッシブなヒロインの活躍が堪能できる作品だ。 続きを読む

本家も大人気のスピンオフ『僕のヒーローアカデミアすまっしゅ!!』

【あらすじ】
現在TVアニメ放送中の『僕のヒーローアカデミア』の、公式スピンオフ4コマギャグ漫画。原作は既に「週刊少年ジャンプ」を支える屋台骨にまで成長した人気作品(関連URL:http://comic-candy.com/archives/10963)だが、その公式スピンオフである本作は、スマホアプリ「ジャンプ+」において連載され、こちらでも劣らぬ人気を得ている。原作に沿った流れではあるが、「あの時の解釈がこうだったら」や「もしもあの人がこんな設定だったら」などの二次創作的な案を盛り込み、非常にはっちゃけている!
続きを読む