カテゴリー別アーカイブ: 取材記

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「マンガ大賞2014」 大賞は森薫の『乙嫁語り』に決定!【その2】

質問もあらかた出そろった後、「前作『エマ』は露出が少なかったから、『乙嫁語り』は脱がせてほしいとお願いした」との作成秘話を受けて、傍聴席にしたファンの一人が踏み込んだ質問を一つ。「これまでまったく露出のある描写がなかったけれど、雑誌に掲載されている最近の2話では、連続で脱がせている。本領発揮なのでしょうか?」これに対し、森は「(これまでも)描きたかったんですが、裸はあまり描きすぎると安っぽくなるので控えるのが得策。だけど6巻で殺伐とした話が続いたので、明るく楽しくエロい話をと思って、心置きなく脱がしております」と会場の笑いを誘った。 続きを読む

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「マンガ大賞2014」 大賞は森薫の『乙嫁語り』に決定!【その1】

3月27日、日本放送イマジンスタジオで「マンガ大賞2014」の授賞式が開催された。大賞に輝いたのは、森薫氏による『乙嫁語り』(エンターブレイン)。19世紀の中央アジアを舞台に、12歳の夫と20歳の花嫁によるドラマが描かれる。

同作は日本国内で人気を博すだけでなく、アメリカ・全米図書館協会「10代向けグラフィックノベル・ベスト10 2012」や「アングレーム国際漫画祭2012」(仏)にて「世代間賞」に選ばれるなど、海外でも高い評価を得ている。 続きを読む

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「メカデザイナーズサミットVol.2」取材記2 ガンダム世代の熱きサミット開催!

3月8日に東京都の稲城市立iプラザで開催された「MECHANICAL CITY INAGI PRESENTS メカデザイナーズサミットVol.2」。メカバトルトーナメントで盛り上がった後は、いよいよお待ちかねのサミットです。

大河原邦男氏をはじめ、寺岡賢司氏、石垣純哉氏、海老川兼武氏ら、日本を代表するメカデザイナー4人と、ゲストコメンテーターとして、バンダイから「川口名人」こと川口克己氏、馬場俊明氏が舞台に登場。

それぞれがメカデザイナーとなったきっかけ、思い入れのあるメカの話、正義と悪役でのメカデザインへの取り組み方の違い、そして、アニメ『ガンダムビルドファイターズ』の裏話など、多岐にわたる話が繰り広げられました。 続きを読む

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「メカデザイナーズサミットVol.2」取材記1 白熱のメカバトルトーナメント!

さる3月8日(土)、東京都稲城市にて、メカバトルと大河原邦男氏をはじめとするメカデザイナーたちの座談トークで構成されたイベント 「MECHANICAL CITY INAGI PRESENTS メカデザイナーズVol.2」 が開催されました。
『ガッチャマン』『無敵鋼人ダイターン3』『機動戦士ガンダム』『ヤッターマン』『装甲騎兵ボトムズ』などのメカデザインを手がけ、多数のロボットやメカの生みの親として知られる大河原邦男氏ですが、稲城市はこの大河原氏の地元であり、今回イベント会場となった稲城市立iプラザは、以前、「大河原邦男展」が開催された場所でもあります。

当日の会場は、男性の観客が非常に多く、また、若い方から、それなりに年齢の高い方たちが多数訪れていて、『ガンダム』をはじめとするロボット作品のファンたちの熱気が伝わってきました。 続きを読む

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『エヴァンゲリヲンと日本刀展』大阪歴史博物館で開催中!<その三>

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『エヴァンゲリヲンと日本刀展』大阪歴史博物館で開催中!<その一>
『エヴァンゲリヲンと日本刀展』大阪歴史博物館で開催中!<その二>

さて、展示を見終わったら、次の楽しみはお土産を買うことだ。ここでしか手に入らない限定品はもちろん、通常されている商品まで、500点以上のエヴァグッズが勢揃い!筆者も思わず大袋に買い物をしてしまいました。

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『エヴァンゲリヲンと日本刀展』大阪歴史博物館で開催中!<その二>

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さて、興味深かったのが、「日本刀の重さはどれくらい?」という、実際に日本刀を持ち上げることができる体験スペースだ。筆者も片手で持ち上げてみたが、意外に重い。そう大きな日本刀ではなかったのだが、実際に持ってみると、昔の侍の気分が味わえるかも知れない。

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『エヴァンゲリヲンと日本刀展』大阪歴史博物館で開催中!<その一>

以前、東京で行われて話題となった、『エヴァンゲリヲンと日本刀展』が、2013年7月3日から9月16日まで、大阪歴史博物館で開催されている。巨大な 「ロンギヌスの槍」はもちろん、プログレッシブ・ナイフやオリジナルの日本刀も展示され、エヴァファンのみならず、日本刀ファンにも興味深い展示となっている。取材に行ってきたので、少しだけ写真等を交えつつ、「サービスサービスぅ!」 続きを読む

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第17回手塚治虫文化賞『キングダム』マンガ大賞受賞【その3】

 ■記念イベント~大賞受賞記念トーク~

大賞を受賞した『キングダム』の原泰久氏と永井豪氏、中野晴行氏による記念対談が行われた。一も二もなく『キングダム』推しだった中野氏が舵を取り、トークショーがスタートした。 中野氏が『キングダム』を読むきっかけとなったのは、生徒から「ヤンジャンならこのマンガ面白いよ」と紹介されたのが初めだという中野氏。壮大なストーリーに引き込まれ、慌ててバックナンバーを読み直したという。 続きを読む

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第17回手塚治虫文化賞『キングダム』マンガ大賞受賞【その2】

続く贈呈式では、最初に『キングダム』作者の原泰久氏が登壇した。作品の壮大で重厚なストーリーとは裏腹に、原氏は現代的な好青年だ。受け答えもしっかりしていて、新星のマンガ家には珍しく、あまり緊張した雰囲気は見られない。原氏は『キングダム』のテーマは「受け継ぐ」だと言った上で、「主人公・信がたくさんの人と出会って何かを受け取り、それによって成長した信がまた自分以外の誰かに受け継いでいく。そのつながりこそが、人の歴史だと思っている」と語った。作品の中に脈々と流れるその熱き想いこそが、人の心を惹きつけてやまないのだろう。そして、「僕もまた手塚先生の意思を受け継ぐ者として、ずっとマンガを書いていきたい」と今後への意気込みを見せた。 続きを読む

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第17回手塚治虫文化賞『キングダム』マンガ大賞受賞【その1】

2013年5月31日(金)、浜離宮朝日ホールにて第17回手塚治虫文化賞(朝日新聞社主催)の贈呈式が行われた。今年のマンガ大賞は、NHKのアニメにも抜擢された『キングダム』(原泰久)が受賞。新生賞は『Sunny Sunny Ann!』(山本美希)、短編賞には『機械仕掛けの愛』(業田良家)が選ばれた。

本賞は、2012年に刊行されたマンガ単行本を対象とし、書店員などを含めたマンガ関係者からの推薦を参考に受賞作品を選出する。8人の選考委員がそれぞれ15点を持ち、最高点を5点(最高点をつけられるのは一作品のみ)とし、配点していく。17回目となる手塚治虫文化賞では、一次選考対象30作品の中から上位7作品が最終選考に残った。 続きを読む