カテゴリー別アーカイブ: 取材記

20周年記念!「鋼の錬金術師展RETURNS」レポート!

2001年7月から「少年ガンガン」で連載をスタートし、2010年6月に108話で大団円を迎えた。
そして2021年。作品誕生20周年を記念した「鋼の錬金術師展RETURNS」が開催となる。
2017年から2019年に全国9ヵ所を巡回した「鋼の錬金術師展」に、100点以上の生原稿が追加された。展示総数は貴重な資料なども含めて300点を超える。
さらには作者・荒川弘が描き下ろした新たなキービジュアルと、メインキャラクターによる2種類の音声ガイドも刷新。
その大阪会場でのレポートを書いていきたい。

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『リアル脱出ゲーム×ONE PIECE~海底監獄インペルダウンからの脱出~』取材レポート【その2】

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今回のイベントは、6人一組のチームに分かれ謎解きしていくチーム戦です。1時間の制限時間内に答えを導き出し、「軍艦」を模したステージに正しく乗り込めればクリアとなります。基本的に謎解きは指定のテーブルでチームごとに行い、ヒントは広い会場内を探し回るのがルール。最初に会場内の地図を渡されるので迷うことはないと思いますが、チームメイトと相談し、最初に役割分担をしておくことが脱出成功の秘訣となるでしょう。 続きを読む

『リアル脱出ゲーム×ONE PIECE~海底監獄インペルダウンからの脱出~』取材レポート【その1】

ZEPP_OP_main©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

夏といえばイベントシーズン!! 数あるイベントの中で、イチオシのイベントが『リアル脱出ゲーム×ONE PIECE~海底監獄インペルダウンからの脱出~』(以下、『リアル脱出ゲーム×ONE PIECE』)。7月18日より東京公演が始まり、全国ZEPPツアーが開催されています。いまや知らぬ人はいないマンガ『ONE PIECE』(尾田栄一郎)と新感覚体感型謎解きイベント『リアル脱出ゲーム』(株式会社SCRAP主催)のコラボに、世間の注目も集まっているようですね。チケットは早くから完売続出で、東京・大阪会場では各回の追加席と追加公演が決定しました。 続きを読む

ファン必聴のマル秘女子トーク【大賞】記念対談「羽海野チカ×ヤマザキマリ」

2年前の『マンガ大賞』の際に初めて顔を合わせ、それからイタリア在住のヤマザキマリ(マンガ家。代表作:『テルマエ・ロマエ』)が日本へ帰ってくるたび親交を深めているという両人。人付き合いが苦手だという羽海野チカは、「日本の誰よりもマリさんが一番顔を合わせている人」だという。こちらの対談は前半と打って変わって、和やかなムードでスタートした。 続きを読む

トキワ荘の秘話満載!【特別賞】記念対談「藤子不二雄(A)×永井豪」

ゴルフ仲間だという藤子不二雄(A)氏と永井豪氏は、すでに気心知れた様子で登壇。藤子(A)氏はマイクを手にすると永井の言葉につられて「おめでとうございます!」と自らコメントし、会場を笑いの渦で包んだ。それからトキワ荘の想い出話が始まると、永井も興味津々といった様子でどんどん話が進んでいった。そもそも藤子(A)と藤子・F・不二雄はどうやって手塚と知り合ったのか? その疑問にはこう答えた。「人気マンガ家の手塚先生に、ただファンレターを出すだけでは読んでもらえないと考えました。だから、藤子・F・不二雄氏とともに手塚氏の肖像画(当時は写真など出回っておらず、手塚氏の描く自画像のイラストをお手本にした)を油絵で描いてファンレターとともに送ったんです」。すぐに手塚氏から返事が来て、文通が始まったそうだ。 続きを読む

『三月のライオン』大賞受賞! 第18回「手塚治虫文化賞」贈呈式レポート

 手塚プロダクション代表、手塚眞氏も登壇。

今年、例年に勝る盛り上がりを見せた「第18回 手塚治虫文化賞」。5月30日に朝日新聞本社浜離宮ホールにて贈呈式が行われた。

日本に数いるマンガ家の羨望を集めるこの賞で、今年大賞に選ばれたのは羽海野チカの『三月のライオン』(白泉社)。新生賞には今日マチ子の『みつあみの神様』(集英社)など4作品、短編賞は施川ユウキの『オンノジ』(秋田書店)など3作品が選ばれた。そして、該当作品なしとされることも多い特別賞には藤子不二雄Ⓐの『まんが道』(中央公論新社など)『愛…しりそめし頃に…』(小学館)が選ばれ、小山宙哉の『宇宙兄弟』(講談社)が今年初めて設立された読者賞(一般の方からインターネット投票で選ばれる)を受賞した。 続きを読む

DEATH NOTE×リアル脱出ゲーム「新世界の神からの脱出」プレス公演レポート【その2】

©大場つぐみ・小畑健/集英社

イベント好きの筆者としては、浮きまくっているこの状況が非常に悔しい!! 何とかして“イベント参加者”となるため、手近にあった問題を解きにかかります。連想ゲームで解けそうな問題を手にして数分――チームメイトが次々と解いていく姿を傍観する筆者がいました。もうお手上げです。謎解きは苦手だと思っていたけど、ここまでダメだったとは(笑)。 続きを読む