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原作者の死去から約4年、麻雀漫画『天牌』連載再開

人気麻雀漫画『麻雀飛龍伝説 天牌』(原案:来賀友志、作者:嶺岸信明)の連載が約4年ぶりに再開されました。

大学生の沖本瞬(おきもと しゅん)が麻雀と出会い、その道にのめり込んでいく様を描いた本作。人気があるとともに、週刊誌である「週刊漫画ゴラク」に掲載されたこともあって、単行本は100巻越えの長編となっていました。

しかし「【2022年まとめ】今年に亡くなった漫画家や関係者(1~6月)」で紹介したように、2022年5月8日に原作者である来賀友志さんが死去したことで、連載が中断していました。

最高の打ち手として選ばれた8人がしのぎを削る展開の途中だったこともあり、連載の中断はとても残念でしたが、編集部から何のアナウンスも無かったため『仕方ないか』と思っていました。

しかし2月27日発売の「週刊漫画ゴラク」3月13日号から連載が再開。表紙と巻頭カラー。さらに嶺岸信明先生からのコメント付きです。そこには「編集部と時間をかけて話し合ってきました」「来賀氏が生前に描こうとしていた『天牌』の姿を改めて見つめ直し」と、約4年の月日がかかった理由を述べています。

ここで気になるのは、亡くなった来賀友志先生の代わりです。漫画を見ると「原案:来賀友志」となっているだけで、新たに原作者を迎えた様子はありません。そのため『闘牌(麻雀をするシーン)はどうするのだろうなあ』考えてしまいます。もしかすると、以前から闘牌部分は原作者以外の助けを得ていたのかもしれません。その辺りの変化を読み取れる人はいるのでしょうか。

連載再開号では、中断した新満決戦を分かりやすく解説してあるので、3年半の中断は問題ないでしょう。今号一杯をかけて2回戦の東3局を描いていますが、ギリギリの闘牌シーンが描かれています。やはり『誰が考えたのかなあ』と考えてしまいます。

この局を含めて3連続で放銃した柏木が不敵な笑みを浮かべ、その顔を見た3人が気を引き締めるところで、“次号へつづく”となっています。ここからどんな麻雀が見られるのか。新満決戦はどのように決着するのか。そして瞬はどんな道を進むのか。嶺岸先生の決意を噛みしめつつ、漫画を読んでいきたいと思います。

【作品データ】
作者:嶺岸信明
原案:来賀友志
連載:日本文芸社「週刊漫画ゴラク」連載中
刊行状況:116巻発売中、以下続刊

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