カテゴリー別アーカイブ: 自由研究

人気講談師・神田伯山が監修した初の講談コミック『ひらばのひと』

落語と同じ話芸に講談があります。現在は長く続く落語ブームの真っ只中で、落語家が東京と大阪を合わせて約1,000人いるのに対して、講談師は東京・大阪・名古屋を合わせてわずか80人。その開きはなんと約10倍以上です。

筆者自身は落語も講談も聞きますが、講談は落語と同じくらい聞き惚れる芸能です。しかし、落語ほどに人気が出ないのが現実。そんな中、久世番子先生が人気講談師・神田伯山先生(講談では真打昇進すると先生と呼ばれる)の監修を得て、今回ご紹介する『ひらばのひと』を描きました。 続きを読む

意外と知らない文化やマナーを学べるマンガ『北欧女子オーサ日本を学ぶ』

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交通ルールが違う、チップの習慣がない、日本では履物を脱いでから上がるなど、日本と海外ではさまざまな点で違いがあります。はじめて海外旅行にいった時、文化の違いに驚いたという人も多いのではないでしょうか。これは日本に来た外国人も例外ではありません。

ましてや外国からやってきて永住している人であれば、なおさらわからないことだらけ。実際、私たち日本人でも意外と知らない文化や作法は多くあります。北欧女子(スウェーデン出身)として有名なオーサ・イェークストロム先生が描いた『北欧女子オーサ日本を学ぶ』は、そんな彼女が学んだ日本文化などについてまとめられたマンガです。 続きを読む

【特集:臼井儀人シリーズ-5】クレヨンしんちゃん初期の雰囲気を味わえるブラックユーモアコミック『しわよせ人材派遣(株)』

臼井儀人シリーズ-1は、こちらよりどうぞ
臼井儀人シリーズ-2は、こちらよりどうぞ
臼井儀人シリーズ-3は、こちらよりどうぞ
臼井儀人シリーズ-4は、こちらよりどうぞ

良いもの悪いもの含め、人にはそれぞれ個性や特徴があるものです。皆さんが働いている会社もしくは取引先などにも、さまざまな個性を持った人に出会っているかもしれませんね。

それは特技だったり、見た目や言動だったりします。そんな奇妙な特技の持ち主ばかりが集まる人材派遣会社の派遣社員が派遣先で繰り広げる抱腹絶倒劇を描いた作品が、今回ご紹介する『しわよせ人材派遣(株)』です。 続きを読む

私たちの知らない日本の魅力を再発見! 『北欧女子オーサのニッポン再発見ローカル旅』

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東京をはじめとした首都圏も未来と伝統が混ざっていて魅力的です。しかし、地方にもそれぞれの習慣や伝統があり、都会とは違ったいい面があります。特に外国から来日した観光客・永住者の方は、よりそのように感じる機会が多いのでしょう。

2011年に来日して、2015年に日本でマンガ家としてデビューしたオーサ・イェークストロム先生も例外ではありません。そんな彼女が「旅行」をテーマにして、日本の新しい魅力を描いた作品が今回ご紹介する『北欧女子オーサのニッポン再発見ローカル旅』です。 続きを読む

推しに惜しみなくお金と時間を注ぎ込む女性が登場する愛の物語『まんが浪費図鑑』

「十人十色」という言葉があるように、人の好みもさまざまです。趣味や推しにお金を注ぎ込みすぎた経験のある人もいらっしゃるでしょう。「愛ある浪費が日本を救う!?」をキャッチコピーに、5人の浪費女がそれぞれ推していることへの愛をコミック化した作品が、今回ご紹介する『まんが浪費図鑑』です。

もともとは、平成元年生まれのオタク4人組ユニット劇団雌猫(Twitterはこちら)が2016年12月に出した同人誌の『悪友 Vol.1 浪費』という作品で、さまざまなジャンルのオタクがお財布事情を告白したことで、SNSにて大きな話題となりました。これを書籍化したのが2017年と2018年に出したオタクエッセイ『浪費図鑑』シリーズで、『空想郵便局』の朝陽昇先生がコミカライズしたものが本作です。 続きを読む

元美容部員が描いたハウツーメイクマンガ『メイクはただの魔法じゃないの』

大人になったらするようになるのがお化粧(メイク)。今では、女子高生でもやっている人がいるかもしれませんね。最近ではジェンダーレスコスメも出ており、男女問わず増えているようです。

しかし、はじめるときはどれが自分にあっているのか、何を選べばいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。そんな人におすすめの作品が、今回ご紹介する六多いくみ先生の『メイクはただの魔法じゃないの』です。六多先生は『リメイク』や『カワイイ私の作り方』など美容関係の作品で知られています。 続きを読む

光秀が信長を裏切った理由とは?『何度、時をくりかえしても 本能寺が燃えるんじゃが!?』

日本史において抜群に人気の高い織田信長。小国の主が天下統一まであと少しとなるものの、家臣の裏切りによって死亡するドラマチックな人生は、いろいろな作品になっているだけでなく、信長自身が女性になったり犬になったり守護神になったりと活躍が著しい。そんな信長を新たな切り口で描いた漫画が講談社「ヤングマガジン」にて連載中の『何度、時をくりかえしても 本能寺が燃えるんじゃが!?』(原作:井出圭亮、作画:藤本ケンシ)だ。

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優しい願いが込められた『バースデイ』は生死をめぐる物語集

誕生日と言えば、日本では案外地味なイベントになってしまった。祝ってもらえたのはせいぜい学生時代までで、その後は自分でも忘れることさえある。本来は「この世に生まれてきてくれてありがとう」という日なのに。
漫画『バースデイ』は、柔らかな死生観が描かれた短い短編集だ。そこにたくさんの誕生や死がある。

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【ご当地漫画紹介・北海道】『十勝ひとりぼっち農園』『波よ聞いてくれ』

ご当地漫画紹介の第2回は、北の大地・北海道を舞台とした漫画です。最初に紹介するのは小学館「週刊少年サンデー」で連載中の『十勝ひとりぼっち農園』(横山裕二)です。

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受験をテーマにした有名作品~『ドラゴン桜』シリーズと『二月の勝者-絶対合格の教室-』徹底比較

私たちが人生において経験する受験といえば、高校・大学受験が主なものです。住んでいる地域や親御さん、本人の意向によっては中学受験をする人もいるかもしれませんね。ただ、「受験」という言葉がついていても、中学と高校・大学ではぜんぜん違うもの。

それぞれの受験への向き合い方やノウハウについて描かれた作品が、大学受験では『ドラゴン桜シリーズ』であり、中学受験では『二月の勝者-絶対合格の教室-』です。両方ともに興味をそそられます。そこで、ここでは両者を比較してそれぞれを深堀りしていきましょう。 続きを読む