カテゴリー別アーカイブ: 注目のメディア化作品

青井葦人の成長記!Jユースサッカー巨編『アオアシ』

ドイツでいうブンデスリーガ、イングランドでいうプレミアリーグにあたるのは、日本ではJリーグです。どの国のサッカーリーグでも、プロクラブチームは12歳以下から上は高校生年代にあたる18歳以下までのアカデミーと、トップチームを有するのが一般的です。

ただ、プロクラブのアカデミーは、私たち一般人ではなかなかわかりにくいのが実情ではないでしょうか。サッカーマンガでは一般的とはいえない、クラブユースをテーマにした作品として、小林有吾先生作画のサッカー巨編『アオアシ』を紹介します。本作は2025年3月時点で、累計発行部数が2300万部を突破したヒット作です。 続きを読む

人を診る「総合診療科」のドラマ『19番目のカルテ 徳重晃の問診』がドラマ化

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医療法上、病院・クリニック・診療所が標榜できる診療科目は18科目。その中には、「内科」や「外科」「産婦人科」など、私たちにとって馴染みのある診療科目が並びます。そこからさらに「脳」「循環器」「呼吸器」など専門性を示す言葉が加わっているのが実情です。

このとおり、現在は専門性がハッキリすることで、それぞれの症状に合った診療科で診てもらうことが可能になりました。その一方で、不定愁訴による不調が見逃されやすいという不具合が出ているのも確か。そこで誕生した「総合診療科」をテーマにしたマンガ、富士屋カツヒト先生の『19番目のカルテ 徳重晃の問診』が、このたび『19番目のカルテ』としてドラマ化されます。 続きを読む

岩田剛典主演!医師の転職をめぐるマンガ『DOCTOR PRICE』がドラマ化

日本では年功序列による終身雇用が主流を占めていました。そのため、転職という選択肢はあまり一般的ではありませんでした。しかし、若い世代を中心に転職する人も少しずつですが増えてきつつあります。

これは医療職でも例外ではなく、医師を中心に看護師・保健師・リハビリ職・介護職など医療に関連する職種の転職支援会社も乱立気味です。そんな医師の転職支援業界を舞台にしたマンガ『DOCTOR PRICE』のドラマが、この度、7月6日より読売テレビ系列でスタートします。 続きを読む

映画の10年後を描くドラマ『ちはやふる-めぐり-』7月よりスタート

『ちはやふる』シリーズは、末次由紀先生のマンガ家活動再開後に連載開始した作品です。『ちはやふる』は、2007年12月~2022年8月まで約14年半にわたり連載。コミックスは全50巻を刊行しました。

そこから約1年半後にはじまった『ちはやふる plus きみがため』は、好評連載中で今年6月時点でコミックス4巻を刊行。累計発行部数2900万部を突破した人気シリーズです。アニメは通算3期、映画は『ちはやふる -上の句-』と『ちはやふる -下の句-』の2部作と、完結編として『ちはやふる -結び-』の3作が公開されました。今回は、映画から10年後の世界を描いた『ちはやふる-めぐり-』が7月よりスタートします。 続きを読む

『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』のコミカライズ

劇場版第30作目の記事はこちら
劇場版第31作目の記事はこちら

近年は夏休み期間中に公開開始され、毎年多くの親子連れで賑わう『映画クレヨンしんちゃん』シリーズ。昨年公開された31作目の『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』は、劇場版史上最高の興行収益を記録しました。

劇場版最新作のタイトルは『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』。そのコミカライズ版が、5月20日より公式サイト上で公開開始。作画を担当するのは、高田ミレイ先生です。 続きを読む

任侠の世界から歌舞伎の世界に入った少年の半生を描いた『国宝』が映画に!

日本の伝統芸能には、歌舞伎の他にも浄瑠璃や落語、講談などさまざまあります。その中でも、歌舞伎は音楽・舞踊・演技の要素で魅せる舞台として、現在でもそれぞれの役者に固定ファンがつく人気芸能のひとつです。

歌舞伎役者になるものは、その家柄に生まれたいわゆる世襲が多い中、任侠の世界から歌舞伎の世界に飛び込んだひとりの青年を描いた物語、作画:三国史明先生、原作:吉田修一先生の『国宝』が映画化。2025年6月6日より公開です。 続きを読む

『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる』セカンドシーズン~2025年6月放映開始

LGBTQの人は、日本国内に約1割いるといわれています。その中で、レズビアンだと回答した人の割合は1%(出典:PRIDE JAPAN)。偏見の目もある以上、表に出てきにくいのは仕方がないところですね。

さて、マンガ・ドラマの世界ではどうかというと……。一般的なマンガ雑誌でもこうしたガールズラブ系の作品が出つつあります。また、ドラマ・アニメでも深夜枠で放映される例が増えているようです。昨年MBS系列を中心にドラマが放映されたSal Jiang先生の『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる』。2025年6月26日よりMBS・ドラマ特区にて放映が決まりました。 続きを読む

『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』ゲスト声優が決定!

毎年、劇場版が公開され多くの親子連れが入場する『映画クレヨンしんちゃん』シリーズ。
先日の記事で劇場版第32作目『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』の公開開始が8月8日(金)に決まったことを書きました。

劇場版映画の楽しみのひとつが、レギュラー声優陣とゲスト声優陣の掛け合いです。今回の『映画クレヨンしんちゃん』にも、豪華な声優が3人登場します。5月7日と15日に解禁された情報についてお知らせします。 続きを読む

表現者を目指す少女たちの夢『淡島百景』アニメ2026年放映開始が決定!

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昨年3月に最終章となる3作を描き切り、長期休載をはさんで足かけ13年にわたって連載された『淡島百景』。昨年5月に最終巻となる第5巻が発売された際、アニメ化決定も同時にお知らせがありました。

ファンが大喜びしたアニメ化の一報から約1年。ティザービジュアルや映像と、アニメの放映開始予定などの情報が公式ページで発表されたので、そのお知らせとティザー映像を見て筆者が感じたことをまとめていきます。 続きを読む

事実無根の体罰事件を元にした映画『でっちあげ』6月27日公開

かつて「史上最悪の体罰教師」と呼ばれた男がいました。しかし、その大半は事実無根のでっちあげだったことが判明。最終的には、この教師に科されていた処分はすべて無効となったのです。

もしも、これが我が身に降りかかったらどうするでしょうか。毎日続くマスコミによるリンチのような誹謗中傷に耐えられますか?福田ますみ先生の『でっちあげ福岡 「殺人教師」事件の真相』を原作に、田近康平先生作画でコミカライズされた『でっちあげ』を映画化した映画『でっちあげ』が、6月27日に公開されます。 続きを読む