カテゴリー別アーカイブ: 注目のメディア化作品

少女マンガ家のお仕事コメディ『笑顔のたえない職場です。』2025年アニメ化!

2019年にウェブコミックサイトの「コミックDAYS」で連載開始した、くずしろ先生の『笑顔のたえない職場です。』。連載開始から5年、今では多くの固定ファンがついている人気作です。

少女マンガ家とアシスタント、担当編集者とのやり取りを中心とした、マンガ家あるあるを描いたお仕事コメディが、2025年よりいよいよアニメ化。同じくコミックDAYSで連載中の『雨夜の月』アニメ化と同時に発表されました。 続きを読む

世界各国で配信予定『雨夜の月』2025年にアニメ化!

耳の聞こえない少女と、セクシャルマイノリティであることに悩む少女の恋愛を描いたガールズラブとして、人気上昇中の作品がくずしろ先生の『雨夜の月』です。

絵柄もとてもキレイで、読んだ瞬間に独特の世界観に惹き込まれてしまう不思議な魅力を持っており、アニメ化を望む声も多く寄せられていた中、2025年にアニメ化されることが決定。アニメは世界各国で配信される予定です。 続きを読む

『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)』アニメ化

ガールズラブラブコメの第一人者といえば、みかみてれん先生。その代表作のひとつが、2020年より連載中の『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)』(以下、『わたなれ』)です。

「次にくるライトノベル大賞2021」の総合部門3位、書き下ろし新作部門で1位を獲得するなど、多くのファンがいるライトノベルをむっしゅ先生がコミカライズした本作。アニメ化を望む声も多かった中、2025年夏の放送開始予定でアニメ化が決定しました。 続きを読む

『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』Blu-ray・DVD予約開始

『オラたちの恐竜日記』コミック版レビュー
『オラたちの恐竜日記』映画化決定時の記事

映画.com(X)などさまざまなサイトで人気投票がされるほど、大きな話題を集めるのが『クレヨンしんちゃん』の劇場版。その最新作となる32作目が『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』です。

2024年8月9日に劇場公開がスタートして、観客動員177万人、興行収入21億円を突破。いずれも過去最高を記録しています。そんな本作のBlu-ray・DVD発売日が、2025年2月26日に決定しました。特典もあるので、ファンの方は要チェックですね。 続きを読む

人気企業の採用内定!その行方は?『六人の嘘つきな大学生』11月22日映画公開!

新卒・中途を問わず、多くの人が経験していると思われるのが就職活動・転職活動です。特に、新卒時に経験する就職活動では、右も左もわからないなりになんとか第一志望の会社から内定を得るため、努力したことを覚えている方も多いのではないでしょうか。

それが人気企業であれば、なおさらそういう気持ちになると思います。そんな人気企業の就職選考に挑んだ学生がさらけ出した「嘘」と「罪」、混迷を極めた選考の行方を描いた人気作品『六人の嘘つきな大学生』の映画が、2024年11月22日にいよいよ全国で映画が公開されます。なお本作は、『六人の嘘つきな大学生【プラス1】』というタイトルでコミカライズ。オリジナル要素が加わっています。 続きを読む

最終選考に残った6人の密室での心理戦!『六人の嘘つきな大学生【プラス1】』

「嘘つきは泥棒のはじまり」や「嘘も重宝」など、嘘にまつわることわざ・格言は多く見られます。ここから見てもわかるように、時には必要な嘘もあれば、自分の利益のために吐く嘘など信用を失いかねない嘘もあるので、使う時は注意が必要です。

さて、これが就職活動中に出た嘘であれば、内定を獲得するため、どのような嘘をつき駆け引きするのか。人事担当者はその嘘を見抜けるのでしょうか。その内幕を描いたのが、浅倉秋成先生原作、杉基イクラ先生キャラクター原案、大沢形画先生作画の『六人の嘘つきな大学生【プラス1】』です。本作は2022年の本屋大賞にノミネートされて話題を集めました。 続きを読む

『わたしの幸せな結婚』2025年1月より第2期アニメ化

顎木(あぎとぎ)あくみ先生が、オンライン小説サイト「小説家になろう」で執筆をはじめ、話題になった『わたしの幸せな結婚』。

幸薄き娘だった美世の結婚からはじまる恋愛物語を描いた本作には、多くのファンがつき、これまでに2021年の朗読劇化され、2023年3月に今田美桜さん主演で映画化。同年7月にはアニメ化されるなど大きな反響を呼びました。そして第1期に引き続き、2025年1月から第2期のアニメがスタートします。 続きを読む

落語への愛と業を描いた『昭和元禄落語心中』2025年にミュージカル上演決定!

『昭和元禄落語心中』レビュー記事はこちら

落語は約400年の歴史がある伝統芸能で、東京と大阪(上方)を合わせた落語家の人数は約1,000人です。まずは前座からはじまり、修行を重ねて二つ目となり(約3~5年)、真打へと昇進(二つ目から約10年)します。

落語マンガでも評価の高い作品のひとつ、雲田はるこ先生の『昭和元禄落語心中』は、2016年に第1期(与太郎放浪篇・八雲と助六篇)、2017年には第2期(助六再び篇)にてアニメ化。2018年にはNHKにてドラマ化され、大きな反響がありました。その本作が、2025年『ミュージカル 昭和元禄落語心中』というタイトルで、ミュージカル化されます。 続きを読む

その一言が患者を救う!精神医療の物語『Shrink~精神科医ヨワイ~』

「隠れ精神病大国」と呼ばれている、我が国日本。精神病患者の人数そのものは、諸外国(アメリカ等)と比較すると少ないのは確かです。しかし、男性では10~44歳、女性は15~34歳で最も多い死因が自殺。また、毎年およそ2万人が自ら命を絶つ深刻な状況が続いており、大きな社会問題となっています(出典:一般社団法人 いのち支える自殺対策推進センター)。

日本で精神科にかかる人が少ないのは、精神病への偏見の他、必要な情報が届いていないことが原因にあると考えられています。そこで、精神医療を身近なマンガの題材として取り上げるべく描かれたマンガが、七海仁先生原作・月子先生作画の『Shrink~精神科医ヨワイ~』です。精神医療をテーマにした作品は珍しいこともあり、2019年の連載開始から注目を集め、発行部数は110万部を超え、8月31日よりテレビドラマ化されます。 続きを読む

8月30日に映画公開!トツ子・きみ・ルイが織りなすハーモニーの結晶『きみの色』

「ある感覚の刺激によって、別の知覚が起こる」現象を、共感覚と呼びます。たとえば、文字や数字に色を感じる「色字」や、楽器の音色や和音に色を感じる「色聴」などがあり、人類の約4%に共感覚の持ち主がいるそうです(関西学院大学理工学部 長田典子氏の論文より)。

はっきりとはわかっていないものの、数十種類以上はあるとされる共感覚。その中から「人の印象が色で見える」共感覚を持った女子生徒を主人公にした、話題の長編アニメをコミカライズした『きみの色』を紹介します。映画版は「映画 けいおん!」などを手がけた山田尚子監督制作で、8月30日より全国の映画館で公開スタート。非常に楽しみです。 続きを読む