カテゴリー別アーカイブ: ドラマ

人を診る「総合診療科」のドラマ『19番目のカルテ 徳重晃の問診』がドラマ化

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医療法上、病院・クリニック・診療所が標榜できる診療科目は18科目。その中には、「内科」や「外科」「産婦人科」など、私たちにとって馴染みのある診療科目が並びます。そこからさらに「脳」「循環器」「呼吸器」など専門性を示す言葉が加わっているのが実情です。

このとおり、現在は専門性がハッキリすることで、それぞれの症状に合った診療科で診てもらうことが可能になりました。その一方で、不定愁訴による不調が見逃されやすいという不具合が出ているのも確か。そこで誕生した「総合診療科」をテーマにしたマンガ、富士屋カツヒト先生の『19番目のカルテ 徳重晃の問診』が、このたび『19番目のカルテ』としてドラマ化されます。 続きを読む

岩田剛典主演!医師の転職をめぐるマンガ『DOCTOR PRICE』がドラマ化

日本では年功序列による終身雇用が主流を占めていました。そのため、転職という選択肢はあまり一般的ではありませんでした。しかし、若い世代を中心に転職する人も少しずつですが増えてきつつあります。

これは医療職でも例外ではなく、医師を中心に看護師・保健師・リハビリ職・介護職など医療に関連する職種の転職支援会社も乱立気味です。そんな医師の転職支援業界を舞台にしたマンガ『DOCTOR PRICE』のドラマが、この度、7月6日より読売テレビ系列でスタートします。 続きを読む

映画の10年後を描くドラマ『ちはやふる-めぐり-』7月よりスタート

『ちはやふる』シリーズは、末次由紀先生のマンガ家活動再開後に連載開始した作品です。『ちはやふる』は、2007年12月~2022年8月まで約14年半にわたり連載。コミックスは全50巻を刊行しました。

そこから約1年半後にはじまった『ちはやふる plus きみがため』は、好評連載中で今年6月時点でコミックス4巻を刊行。累計発行部数2900万部を突破した人気シリーズです。アニメは通算3期、映画は『ちはやふる -上の句-』と『ちはやふる -下の句-』の2部作と、完結編として『ちはやふる -結び-』の3作が公開されました。今回は、映画から10年後の世界を描いた『ちはやふる-めぐり-』が7月よりスタートします。 続きを読む

『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる』セカンドシーズン~2025年6月放映開始

LGBTQの人は、日本国内に約1割いるといわれています。その中で、レズビアンだと回答した人の割合は1%(出典:PRIDE JAPAN)。偏見の目もある以上、表に出てきにくいのは仕方がないところですね。

さて、マンガ・ドラマの世界ではどうかというと……。一般的なマンガ雑誌でもこうしたガールズラブ系の作品が出つつあります。また、ドラマ・アニメでも深夜枠で放映される例が増えているようです。昨年MBS系列を中心にドラマが放映されたSal Jiang先生の『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる』。2025年6月26日よりMBS・ドラマ特区にて放映が決まりました。 続きを読む

家族の崩壊と再生を描いた物語『そんな家族なら捨てちゃえば?』

配偶者による暴力(DV)には、身体的暴力や精神的虐待の他、経済的暴力、社会的隔離などがあります。相談も年々増えており、令和2年度(2020年度)の相談件数は8万件を超えました(内閣府 男女共同参画局の調査(https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r03/zentai/html/honpen/b1_s07_01.html))。

こうした目に見えやすい暴力がきついのは言うまでもありませんが、無視というのはもっときついものです。ある日突然はじまった無視による家族の崩壊と再生を描いた物語として、村山渉先生(https://x.com/murayamawataru)の『そんな家族なら捨てちゃえば?』を紹介します。本作は、昨夏関西テレビ系列でドラマ化され、電子書籍を含む累計発行部数が100万部を突破した話題作です。 続きを読む

ちょっとビターな大人百合『おとなになっても』4月にドラマ化

『おとなになっても』レビュー記事
『おとなになっても』と『定時であがれたら』の比較記事

異性・同性に関係なく、既婚者など本来であれば好きになってはいけない人を好きになった経験のある人も、中にはいらっしゃるのではないでしょうか。もしかしたら、そのことが相手にバレて慰謝料を払ったことのある方もいるかもしれませんね。

さて、大人の女性同士のちょっぴりビターな恋愛を描いた物語が、志村貴子先生の『おとなになっても』。2019~2023年にかけて講談社の「KISS」で連載され、コミックスは全10巻が発売されました。その本作が、Huluオリジナルドラマとして4月26日より公開されます。 続きを読む

令和の医療現場を描いた医療ドラマ『まどか26歳、研修医やってます!』

研修医を主人公に、外科に関する知られざる一面や、働き方改革で変わっていく令和の医療現場に戸惑うさま、研修医の事情などを描いたコミックエッセイ、水谷緑先生の『まどか26歳、研修医やってます!』。

研修医の濃厚な2年間を描いた本作が、2025年1月期の火曜ドラマとして1月14日よりTBS系列で放送されます。 続きを読む

丸山礼さん主演!『ワタシってサバサバしてるから』シーズン2が放映決定!

自サバ女(自称サバサバ女)の実態を描いたマンガとして人気の高い作品が、とらふぐ先生原作、江口心先生作画の『ワタシってサバサバしてるから』。

2023年1月~2月にドラマ化(全20回)。丸山礼さん主演で大きな話題を集めた同作のシーズン2が、NHKBSプレミアム4Kで2025年2月~3月、NHK総合では2025年春に放送されることが決定しました。主人公は、シーズン1に引き続き丸山礼さんが演じます。 続きを読む

木村慧人、長谷川慎、椿泰我らキャストでドラマ『レッドブルー』17日深夜放送スタート

総合格闘技をテーマとした漫画『レッドブルー』(波切 敦)のドラマが17日夜に放送されます。

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テレビ局の裏側を描く!『チャンネルはそのまま!【HHTV北海道★テレビ】』

情報を得るための手段は、テレビや新聞、雑誌のほかインターネットがあります。総務省の調査では、情報源・娯楽としての重要度および各メディアの信頼度においてテレビをあげる人が全年代で多いという結果です。

近年ではインターネット(SNS)に押され気味なイメージもある中、今でもテレビは一定の影響力を持っています。そのテレビ局で働く人をテーマにした作品が、佐々木倫子先生の『チャンネルはそのまま!【HHTV北海道★テレビ】』です。 続きを読む