LGBTQが可視化されるようになって以来、小説・マンガともに百合ジャンルの作品が増加中です。その中には、小説の内容が面白いことで声がかかり、コミカライズされるものも多くあります。
そのひとつが、今回紹介する能代リョウ先生原作、はちこ先生作画の『顔だけ良いクラスメイトが、やたらとグイグイ来る百合の話。』。本作はカクヨムで連載されていた同名の小説を、コミカライズしたものです。 続きを読む
LGBTQが可視化されるようになって以来、小説・マンガともに百合ジャンルの作品が増加中です。その中には、小説の内容が面白いことで声がかかり、コミカライズされるものも多くあります。
そのひとつが、今回紹介する能代リョウ先生原作、はちこ先生作画の『顔だけ良いクラスメイトが、やたらとグイグイ来る百合の話。』。本作はカクヨムで連載されていた同名の小説を、コミカライズしたものです。 続きを読む
教員採用試験の倍率低下が言われて久しい。特に倍率低下が深刻なのが小学校で、全国平均が2.2倍。実際、Xのポストを見ると「教師のバトン」というハッシュタグで、教育現場の現実がよく書かれています。
受験者数が減ったのが、やはり大きな理由です。その原因としては、保護者からのクレーム対応を求められること、夜遅くても呼ばれたら対応せざるを得ないことなどがあげられます。今回はこのような教育現場の現状を描いた作品として紹介するのが、福田ますみ先生原作、田近康平先生作画の『でっちあげ』です。本作は、福田ますみ先生の『でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―』を原案として描かれています。 続きを読む
職場に限らず、あらゆるところで問題になっているパワハラ・カスハラなどのハラスメント(嫌がらせ)行為。厚生労働省の統計によると、労働局での相談件数はセクハラが7,000件弱あるそうです。
今もなお、ハラスメント行為に苦しむ人は多いものの、なかなか訴えられない現実があります。セクハラを受けた人の苦しみを描いたのが、井上荒野先生原作、粟森きち先生作画の『生皮~あるセクシャルハラスメントの光景~』です。 続きを読む
電通グループの「LGBTQ+調査2023」によると、LGBTQ+当事者の割合は9.7%です。学校の1クラスを40人とすると1クラスに4人、10人以上の従業員がいる会社であればその中に1人は当事者がいると推測されます。
こうしたジェンダー問題を理解する一助として紹介したいのが、七都にい先生原作、しめ子先生作画の『ふたごチャレンジ!』です。小説は角川つばさ文庫で刊行され、第9回角川つばさ文庫小説賞で金賞を受賞しました。小説・コミック版とも、マイノリティなどこれまで光が当たることのなかったジャンルを扱うKADOKAWAの新マンガブランド「CandleA」の作品です。 続きを読む
『キャプテン翼』連載終了のお知らせはこちら
『キャプテン翼』今後のお知らせはこちら
昨年の4月に発売された「キャプテン翼マガジン」を4月のVol.20で最終号として、『キャプテン翼ライジングサンFINALS』の連載も、今後Webでのネーム連載に移行する旨がアナウンスされていました。
その後は『キャプテン翼WORLD』で、ネーム連載がスタートする旨を発表。開設当初に第1話が公開済みだった中、昨年7月23日より第2話~第4話のネーム連載がスタートしました。そのネーム連載が、電子書籍にて発売開始されました。 続きを読む
【特集:『はたらく細胞』シリーズ-24】
【特集:『はたらく細胞』シリーズ-27】
2015年3月号から連載開始以降、約10年でスピンオフも含めてシリーズ累計1,000万部を突破した『はたらく細胞』。その実写版『映画 はたらく細胞』が佐藤健さんと永野芽郁さん主演で、12月13日より全国公開されます。
これを記念して、発売されたのが『映画 はたらく細胞 オフィシャルブック』です。作品内での配役とそれぞれの出演シーンに関する写真も出ているので、これを見て予習してから行くとより楽しめるのではないでしょうか。 続きを読む
ステレオタイプ的な男性像・女性像は、近年薄れつつあります。実際に女子生徒の3割がスラックスを選んでいる学校もあるほどです。しかし、「セーラー服=女子学生の制服」という固定観念が、いまだにあるのも厳然たる現実。
しかし、それらは誰かが勝手に作った虚構の中に存在するものかもしれません。そこで、ジェンダーや家族・友情について考えるきっかけとして紹介したい作品が、牧野あおい先生の『さよならミニスカート』です。本作は2018年の連載当初から大きな反響があり、2020年の「このマンガがすごい!」オンナ編で第1位に輝きました。 続きを読む
新卒・中途を問わず、多くの人が経験していると思われるのが就職活動・転職活動です。特に、新卒時に経験する就職活動では、右も左もわからないなりになんとか第一志望の会社から内定を得るため、努力したことを覚えている方も多いのではないでしょうか。
それが人気企業であれば、なおさらそういう気持ちになると思います。そんな人気企業の就職選考に挑んだ学生がさらけ出した「嘘」と「罪」、混迷を極めた選考の行方を描いた人気作品『六人の嘘つきな大学生』の映画が、2024年11月22日にいよいよ全国で映画が公開されます。なお本作は、『六人の嘘つきな大学生【プラス1】』というタイトルでコミカライズ。オリジナル要素が加わっています。 続きを読む
「嘘つきは泥棒のはじまり」や「嘘も重宝」など、嘘にまつわることわざ・格言は多く見られます。ここから見てもわかるように、時には必要な嘘もあれば、自分の利益のために吐く嘘など信用を失いかねない嘘もあるので、使う時は注意が必要です。
さて、これが就職活動中に出た嘘であれば、内定を獲得するため、どのような嘘をつき駆け引きするのか。人事担当者はその嘘を見抜けるのでしょうか。その内幕を描いたのが、浅倉秋成先生原作、杉基イクラ先生キャラクター原案、大沢形画先生作画の『六人の嘘つきな大学生【プラス1】』です。本作は2022年の本屋大賞にノミネートされて話題を集めました。 続きを読む