カテゴリー別アーカイブ: メディア化コミックNOW

事実無根の体罰事件を元にした映画『でっちあげ』6月27日公開

かつて「史上最悪の体罰教師」と呼ばれた男がいました。しかし、その大半は事実無根のでっちあげだったことが判明。最終的には、この教師に科されていた処分はすべて無効となったのです。

もしも、これが我が身に降りかかったらどうするでしょうか。毎日続くマスコミによるリンチのような誹謗中傷に耐えられますか?福田ますみ先生の『でっちあげ福岡 「殺人教師」事件の真相』を原作に、田近康平先生作画でコミカライズされた『でっちあげ』を映画化した映画『でっちあげ』が、6月27日に公開されます。 続きを読む

事実無根の罪で断罪・誹謗中傷される恐怖『でっちあげ』

教員採用試験の倍率低下が言われて久しい。特に倍率低下が深刻なのが小学校で、全国平均が2.2倍。実際、Xのポストを見ると「教師のバトン」というハッシュタグで、教育現場の現実がよく書かれています。

受験者数が減ったのが、やはり大きな理由です。その原因としては、保護者からのクレーム対応を求められること、夜遅くても呼ばれたら対応せざるを得ないことなどがあげられます。今回はこのような教育現場の現状を描いた作品として紹介するのが、福田ますみ先生原作、田近康平先生作画の『でっちあげ』です。本作は、福田ますみ先生の『でっちあげ―福岡「殺人教師」事件の真相―』を原案として描かれています。 続きを読む

『ぐらんぶる』7月開始のアニメ2期もモザイクだらけ!?

講談社「good!アフタヌーン」にて好評連載中の『ぐらんぶる』アニメ2期が7月から放送されます。

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週刊少年マガジン 2025年23号(2025年5月7日発売)

■掲載漫画ピックアップ

●『夜鐘のキト』(夏目げんり)
獣人や妖精、さまざまな種族が共に生きる世界。記憶喪失の状態でサーカスに拾われた少年・ロアンは周囲の物を再構築する力のため世界で最も忌み嫌われる「魔法使い」として奴隷扱いを受けていた。解体ショーの素材として売られたロアンの前に監視者として一人の青年・キトが現れる。その正体は…? 新連載。
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週刊少年マガジン 2025年21・22合併号(2025年4月23日発売)

■掲載漫画ピックアップ

●『カッコウの許嫁』(吉河美希)
幸の交際を賭けて凪は障害物競走に挑む。学校の運動会のレベルを超えた高難度の障害物に苦戦する凪は運動神経抜群の新条に大きく水をあけられてしまったが、天性の飲みこみの速さと集中力を武器に最終関門で新条に並ぶ!

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『これ描いて死ね』日本テレビでアニメ化決定!

小学館「ゲッサン」で人気連載中の『これ描いて死ね』(とよ田 みのる)のアニメ化が発表されました。

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週刊少年マガジン 2025年20号(2025年4月16日発売)

■掲載漫画ピックアップ

●『カナン様はあくまでチョロい』(nonco)
ミスコンに優勝して学園の注目の的となったカナンは生徒たちにもみくちゃにされてしまう。その手を取って連れ出してくれたのは供犠だった。二人で学園祭を回るカナンが見たのは進化系猫カフェ⁉ 単行本第9巻が好評発売中。
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家族の崩壊と再生を描いた物語『そんな家族なら捨てちゃえば?』

配偶者による暴力(DV)には、身体的暴力や精神的虐待の他、経済的暴力、社会的隔離などがあります。相談も年々増えており、令和2年度(2020年度)の相談件数は8万件を超えました(内閣府 男女共同参画局の調査(https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r03/zentai/html/honpen/b1_s07_01.html))。

こうした目に見えやすい暴力がきついのは言うまでもありませんが、無視というのはもっときついものです。ある日突然はじまった無視による家族の崩壊と再生を描いた物語として、村山渉先生(https://x.com/murayamawataru)の『そんな家族なら捨てちゃえば?』を紹介します。本作は、昨夏関西テレビ系列でドラマ化され、電子書籍を含む累計発行部数が100万部を突破した話題作です。 続きを読む

セクハラによってついた傷を描く『生皮~あるセクシャルハラスメントの光景~』

職場に限らず、あらゆるところで問題になっているパワハラ・カスハラなどのハラスメント(嫌がらせ)行為。厚生労働省の統計によると、労働局での相談件数はセクハラが7,000件弱あるそうです。

今もなお、ハラスメント行為に苦しむ人は多いものの、なかなか訴えられない現実があります。セクハラを受けた人の苦しみを描いたのが、井上荒野先生原作、粟森きち先生作画の『生皮~あるセクシャルハラスメントの光景~』です。 続きを読む

週刊少年マガジン 2025年19号(2025年4月9日発売)

■掲載漫画ピックアップ

●『黒月のイェルクナハト』(スズモトコウ)
18歳の戌亦しのぎには特殊な能力が備わっていた。人間を喰らう”化物”が見える目と、それを切り裂ける右手である。面接に失敗した帰り道に遭遇した夜をまとったような女を化物と判断したしのぎはその女を切り捨てるが、なぜか復活し「イェルクナハト」と名乗ったその女はしのぎに自分の伴侶となって戦えと迫る。新連載。
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