作成者別アーカイブ: 谷口仁菜

週刊少年ジャンプ2025年49号(2025年11月3日発売)

■掲載漫画ピックアップ

●『隣の小副川』(鍋ヒデアキ)
新連載表紙&巻頭カラー!魔法界に暮らす多くの魔法使いが鍛錬に明け暮れるなかで、小副川斗矢(おそえがわとうや)は激しい鍛錬を避けるように過ごしていた。ある日、師の大魔神に呼び出された小副川は、人間界で悪事を働く魔法使いを捕えるように命じられて———

「戦いより普段の暮らしの方が重要だ」と生活に便利な魔法を多く揃える小副川。実は魔法界屈指の実力者であることも示唆された初回でした。

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週刊少年ジャンプ2025年48号(2025年10月27日発売)

■掲載漫画ピックアップ

●『ゴンロン・エッグ』(谷崎修平)
新連載表紙&巻頭カラー!異界「神々ノ原(ガンダラ)」よりやってきた竜神によって人類文明は崩壊し、人間も竜神に支配されるようになった。竜神に反抗心を抱くゴンロンが拾った喋る卵は、自らをかつてガンダラの全竜神を束ねた王の子であると言う。オーマと名付けた卵との友情を心の糧に生き抜くゴンロンだったが、ある日竜神に卵の存在が露見したことで首を刎ねられてしまう——

オーマの力によって息を吹き返し能力を得たゴンロンは、竜神に攫われた妹を救うため、オーマと共に竜神の現王を打ち倒すことを心に決めた——

逆境に立ち向かう異友戦記がどのような展開になるか、楽しみにしたいと思います。

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週刊少年ジャンプ2025年47号(2025年10月20日発売)

■掲載漫画ピックアップ

●『魔男のイチ』(原作:西修 作画:宇佐崎しろ)
時操の魔法のもとにやって来た「爆蛸(ばくそう)の魔法」は、反世界の魔法に仕える七星座の一席・「幾(きざし)」を名乗った。習得方法は息の根を止めること。反世界の魔法に似た雰囲気を感じ取ったイチは、ウロロ特化の雷狐で対峙するが——

ウロロを放った後、起き上がったのは、眠りに落ちたはずのイチ……ではなく、イチの姿をした「王の魔法(キング・ウロロ)」。デスカラスや幾でさえ気圧される圧倒的な存在感を放つウロロが、これからさらなる混沌をもたらすのでしょうか。

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週刊少年ジャンプ2025年46号(2025年10月13日発売)

■掲載漫画ピックアップ

●『逃げ上手の若君』(松井優征)
武蔵野合戦超白熱!表紙&巻頭カラー!死亡したと思われた吹雪だったが、上杉家によって密かに救出され、治療を施されていた。高師冬ではなく、逃若党の吹雪として——時行たちと共に強大な尊氏に立ち向かう。

最近まで絶望の色を浮かべながらの戦いが続いていたので、時行・弧次郎・吹雪が楽しそうに戦う姿が見られてなにより。それがたとえ、邪気を受けて文字通り吐き散らかしながらだとしても……。巻頭カラーという目立つ掲載順位で、今回の話を堂々と掲載するのは流石の松井先生といったところでしょうか。

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週刊少年ジャンプ2025年45号(2025年10月6日発売)

■掲載漫画ピックアップ

●『カグラバチ』(外薗健)
連載2周年突破記念表紙&センターカラー!真打の力を使う幽を前に、神奈備側は薊・奈ツ基・漆羽の3人で応戦する。これまで近接戦闘で存在感を示していた薊が使う妖術とは——

ついに薊の妖術が明かされました。相当強力ですが、本人はあくまでも「殴殺」が本命とのこと。バトル漫画では、敵の首領を相手に味方の実力者が早期に散る……というのが時として起こるので、薊にはどうか無事でいてほしいです。

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週刊少年ジャンプ2025年44号(2025年9月29日発売)

■掲載漫画ピックアップ

●『ONE PIECE』(尾田栄一郎)
表紙&巻頭カラー!様々な思惑が入り乱れるゴッドバレー。幼いシャンクスとシャムロックを抱えて逃げるモンキー・D・ドラゴン、シャクヤクの奪還を目指す数多の海賊団、ロックス海賊団、ロジャー海賊団など、島は混乱を極めていた。ソマーズ聖によって絶体絶命となってしまったシャクヤクの元に駆けつけたのは——

エルバフの過去を紐解く回想も、終わりが見えてきたような気がします。このときのゴッドバレーでは同じ時間にあまりにも多くの出来事が起こっているため感情が忙しいですが、シャクヤクを抱きしめるレイリーがやはり印象的でした。

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週刊少年ジャンプ2025年43号(2025年9月22日発売)

■掲載漫画ピックアップ

●『SAKAMOTO DAYS』(鈴木祐斗)
実写映画化決定記念!表紙&巻頭カラー!×(スラー)一派に追い詰められ、絶体絶命だった平助の元に現れたのは、ORDERのスナイパー・上終だった。上終は熊埜御たちとも互角に渡り合うが、あと一歩及ばない。共にスナイパーである平助と上終が勝つために選んだ方法とは——

かつては撃ち合いもした2人の共闘は、読者とては嬉しいですね。大佛や神々廻と共にいた上終が平助の元にいるということは、南雲を含む旧ORDERと坂本側が合流する展開もあるのでしょうか。

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週刊少年ジャンプ2025年42号(2025年9月15日発売)

■掲載漫画ピックアップ

●『さむわんへるつ』(ヤマノエイ)
新連載表紙&巻頭カラー!成績優秀で人望もある生徒会長・梟森未明。持ち前の勤勉さと負けず嫌いな性格で、運動も勉強も常に好成績だったが、「面白さ」には縁がない。彼は人気芸人の深夜ラジオ「月ミド」にネタメールを送り続けるも、未だ一通も採用されたことがなかった。

ネタメールがよく採用される「うなぎポテト」に憧れる未明だったが、ひょんなことから、同じクラスでリスナー仲間でもある水尾海月こそがその人だったと知る——

新連載の第2弾は、ゆったりとした雰囲気のラブコメディ。今のジャンプには恋愛要素を盛り込んだ作品がそれなりにありますが、それらとはまた別路線の面白さを期待したいところです。

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週刊少年ジャンプ2025年41号(2025年9月8日発売)

■掲載漫画ピックアップ

●『呪術廻戦≡』(原作:芥見下々 作画:岩崎優次)※
新連載表紙&巻頭カラー!シムリア星人を名乗る地球外生命体が出現し、地球に対し保護を要求。どうやら日本にはシムリア星人と近い力を持つ“呪術師”という存在がいるという。

死滅回游から時は経ち、2086年。乙骨憂花は、親からの命で祖父から受け継いだ“指輪”を兄に明け渡すことになった。一方の兄・真剣(つるぎ)も指輪を所有することに納得していないようで—— 16歳と17歳になった2人は、査察役として来た“マルル・ヴァル・ヴル・イェルヴリ”(マル)と共に、子供の誘拐事件の捜査に乗り出すことに。

新連載第1弾!『呪術廻戦』の芥見先生と『暗号学園のいろは』の岩崎先生がタッグを組んだ作品が始まりました。まさか呪術のスピンオフだとは夢にも思っていなかったので、モノクロ冒頭ページで「乙骨」の文字を見たときには驚きのあまりひっくり返りそうになりました。何はともあれ、これからの展開には大いに期待したいところです。

※「≡」の読みは「モジュロ」

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週刊少年ジャンプ2025年40号(2025年9月1日発売)

■掲載漫画ピックアップ

●『しのびごと』(原作:たけぐし一本 漫画:みたらし三大)
連載1周年突破記念表紙&巻頭カラー!抜け忍の急襲を受けたヨダカ。圧倒的な力で襲いかかってくる相手を前に、アオイを奪われてしまう。脳で処理できる情報量が限界を迎えたヨダカは意識を失い——

2号連続カラーの第2弾!アオリ文で「こんなんでパワーアップ?!」と書かれているように、「脳のキャパオーバーで失神→強くなる」という流れは本作ならでは。相手がどれだけ強くても、ヨダカならきっとなんとかしてくれると思いたいです。

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