2015年5月9日『百日紅』がアニメ映画化された。
原作は江戸風俗家・文筆家でもあり、漫画家でもある故・杉浦日向子の代表作である。浮世絵師・葛飾北斎と娘・お栄、居候の善次郎(渓斎英泉)らを中心に絵師、花魁、男娼、妖怪などさまざまな人物群像が描かれており、娯楽漫画のクオリティとともに、江戸風俗の資料としても価値が高い。
本作を読んで江戸という時代の息遣いに触れたような気になり、江戸時代の研究や創作を志す人も多いのではないかと思う。ちなみに本作は1980年代に『漫画サンデー』に連載され、現在はちくま文庫から上下巻が発売されている。

