作成者別アーカイブ: なつめれいな

女性用風俗店の実態に迫るお仕事コミック『女性に風俗って必要ですか?』

「風俗」と聞くと、どういう印象を持つでしょうか。利用する人は圧倒的に男性が多いので、女性であれば良い印象を持つ人はほとんどいないかもしれませんね。しかし、「女性用風俗」の原型が誕生したのは意外と古く江戸時代。150年~400年近く前からあったのです。

ちなみに女性用風俗は、店舗数・利用者ともに右肩上がり。そんな女性用風俗の知られざる裏側について、取材・経験に基づいて描かれたお仕事コミックとして、ヤチナツ先生作画・吉岡その先生原案の『女性に風俗って必要ですか?~アラサー独女の再就職先が女性向け風俗店の裏方だった件~』を紹介します。本作はWEBマンガサイトのくらげバンチにて読むことが可能です。 続きを読む

【ドラマ化】『あなたがしてくれなくても』4月より放送予定

前回紹介記事はこちらよりどうぞ

婚姻関係にある夫婦(カップル)の2組に1組がセックスレスと言われている現代日本。セックスレスを理由とした離婚および離婚申立も年々上昇傾向にあり、なかなか打ち明けにくいことからひとりで悩みを抱えやすいなど、深刻な社会問題になりつつあります。

2組の夫婦を軸にセックスレスに悩む男女を描いた作品として話題となっている作品が、ハレノ晴先生の『あなたがしてくれなくても』です。公式ツイッターによると、2023年2月時点で830万部(紙+電子)を突破。また、2023年4月期よりフジテレビ木曜劇場にてドラマ化される予定で、4月13日に初回放送予定となっています。 続きを読む

一目惚れからはじまるドキドキの学園百合『あなたが私を照らすから。』

恋するときって、どんなときですか? 一目惚れする人もいれば「人となりを知ってから」という人など、さまざまなタイプの人がいますね。告白できた人、できなかった人も、恋は人を成長させてくれるもの。

恋をすると、目の前の世界が広がっていく感覚を味わえますね。ピュアな恋愛ものが好きな人におすすめしたい作品が、今回ご紹介するむく先生の『あなたが私を照らすから。』です。 続きを読む

セックスレスと真正面から向き合った話題作!『あなたがしてくれなくても』

もっとも身近にいる他人が、夫婦であり家族です。いくら結婚して家族になったとしても、すべての価値観が一致しているとは限りません。不倫などの不貞行為は論外ですが、それ以外でも「こういう部分が受け入れられない」と思う部分は誰にでもあるはず。

それが積み重なると、自然とセックスレスになりがちです。そんな夫婦二組の心理描写を描いた作品として、今回はハレノ晴先生の『あなたがしてくれなくても』を紹介します。2017年から連載がはじまり、コミックスは紙・電子合計で810万部を突破している人気作です(2022年10月現在)。 続きを読む

【ドラマ化】発達障害に携わる医師の物語〜『リエゾン』がナイトドラマでドラマ化

自らも発達障害(ADHD)と診断され、ADHD当事者としての自分と、子どもの発達に向き合う研修医を描いた物語として「週刊モーニング」でも人気作品のひとつになっているのが、今回ご紹介する『リエゾン -こどものこころ診療所-』です。

この作品が、1月20日よりテレビ朝日のナイトドラマ枠でドラマ化されました。主演(ヒロイン)の遠野志保役を松本穂香さん、もうひとりの主人公でもある佐山卓役で山崎育三郎さんが出演しています。 続きを読む

2023年春アニメ化決定!『私の百合はお仕事です!』生放送ライブ

2022年もあと1ヶ月で終わりです。そんな中、2023年冬~春に放映されるアニメも、その詳細が発表されつつあります。

放映されるアニメは多くありますが、その中で筆者が最も楽しみにしている作品が、未幡先生の『私の百合はお仕事です!』という作品です。テイストとしてはやや異なりますが、少女同士の結びつきを描いた『マリア様がみてる』を思い出します。 続きを読む

「嘘とホント」が入り交じる百合物語!『私の百合はお仕事です!』

「LGBTQ+」という言葉が広く用いられるようになって以降、ファンであることを公言する人が増えているコミックスのジャンルが百合(ガールズラブ)。一言で「百合」といっても、さまざまなジャンルがあり、その中でも特別感があるのが「エス(S、スール)」です。

「エス」とは、戦前の少女・女学生同士の強い絆を描いた文学ですが、現代の百合作品にもこれに近い世界観の作品があります。その中で、特に根強いファンが多いのが、今回ご紹介する未幡先生作の『私の百合はお仕事です!』です。本作は翌春(2023年春)アニメ化されます。 続きを読む

落語研究会を通した高校生の青春ストーリー『こたつやみかん』

日本の伝統芸能の中で、もっとも手軽に楽しむことのできるものが、落語・講談などの寄席です。コロナ禍の中で落語会の数が激減した時期もありましたが、都内であれば毎日数百~1,000件近くの落語会が行われています。

落語・講談の場合、「天狗連」と呼ばれるアマチュアの落語家・講談師、もしくは落語研究会(いわゆる落研)も活発に活動しており、演じる・観賞する両方の面で敷居が低いといえるでしょう。そこで、今回は高校の落語研究会を舞台にした青春ストーリー、秋山はる先生の『こたつやみかん』を紹介します。 続きを読む

どうしようもなく惹かれ合う「女と女」の物語『まばたき』

愛の形にはさまざまあります。異性に惹かれることもあれば、同性に惹かれることもあるでしょう。形はどうあっても、好きな人のことを想う気持ちはみんな一緒。不思議なことに、似たタイプの人より正反対なタイプに惹かれやすいようです。

そんなどうしようもなく惹かれ合う「女と女」5組(10人)について描いた物語として、『いてもたってもいられないの』や『かけおちガール』などを代表作に持つ、ばったん先生の『まばたき』を紹介します。 続きを読む

毎月の節約ライフが微笑ましいコミックエッセイ!『定額制夫の「こづかい万歳」〜月額2万千円の金欠ライフ〜』

働いている人たちの大半は、毎月決められた小遣いの中でやりくりする「お小遣い制」で毎月暮らしています。使える金額が制限されていることもあり、一見すると不便だと思う人もいるでしょう。

しかし、多くの人は少ないお小遣いの中で工夫をして、毎日の暮らしを楽しんでいます。そんな男女の節約ライフを追ったコミックエッセイが、吉本浩二先生の『定額制夫の「こづかい万歳」〜月額2万千円の金欠ライフ〜』です。本作は過去に「王様のブランチ」や「アメトーク!」「週刊SPA!」などのメディアで取り上げられています。 続きを読む