連載再開&ドラマ化『ハンマーセッション!』

紙を隠すには本の中、木の葉を隠すには森の中、人を隠すには・・・
基本的には、「人ごみの中」なんですが、学校ってのも閉ざされた世界で、そこそこ良いものかもしれません。しかも人里離れた学校ならなお更。

『ハンマーセッション!』は、詐欺師の主人公、悠(ゆう)が、脱走中に偶然中学校に逃げ込み、教師となって生徒の更正に乗り出す物語。当然、教師然とした先生ではなく、詐欺師のテクニックを生かした、癖のある先生なわけです。一緒に脱走した武闘派ヤクザのセンパイ(名前不明)や、全てを知って任せている坂本亨校長、途中で秘密を知ってしまう同僚の女性教師の水城涼子なども活躍します。

ハンマーセッション!(11) (講談社コミックス)

題名の‘ハンマーセッション’は、ギャングの間で使われているスラング(略語、俗語)で、「掟などを叩き込んで教える」の意味。ここでは‘衝撃的授業’に‘ハンマーセッション’のルビがふられています。つまり悠の強烈な生徒への指導方法を言うのでしょう。

似たようなところでは、同じ週刊少年マガジンで連載中の『GTO』や、かつて週刊少年サンデーで連載していた『ジーザス』が思い出されます。ある意味では金八先生もそうですが、実際には居そうにない型破りな教師ってのは、物語になりやすいのでしょうか。

『ハンマーセッション!』は、週刊少年マガジンで連載されていましたが、2009年2・3合併号で連載終了。単行本は11巻まで発行済み。その後、番外編や小説版が発行されましたが、これは連載再開への下地だったようです。現在の見通しでは、5月から連載再開とのこと。

また速水もこみちと志田未来で、ドラマ化が企画されています。予定ではこの夏から、TBS系列で土曜日夜8時とか。ライアーゲームなどで、ダーティタイプな主人公がピックアップされたのかもしれません。おそらく連載再開後にマガジン誌上で発表されると思いますが、更なる詳しい情報を待ちたいところです。