昆布と美少女?異色のコラボ「青春☆こんぶ」

 

 

数年前、昆布製品のパッケージにかわいらしい美少女が登場して話題を呼びました。

北海道は襟裳岬の藤田昆布加工場が発売している「青春☆こんぶ」です。

「岬襟萌(みさき えりも)と「千島霧夏(ちしま きりか)」と名づけられた2人の少女のイラストと北海道産日高昆布のコラボによって誕生した「青春☆こんぶ」。

この美少女キャラクタ―を商品パッケージに起用する手法は「萌え起こし」と呼ばれており、近年、地域活性化を狙って日本各地の名産品に多く起用されています。

 そして、この「青春☆こんぶ」の美少女たちは、いまや商品パッケージだけにとどまらない活躍を続けています。

というのも、彼女たちは「漫画」の世界へと足を踏み入れて、コミックキャラクターとしてもすでにデビューを飾っているのです。

2010年、「青春☆こんぶ」の漫画化に向けた製作委員会が発足し、昨年末、インターネット上で「青春☆こんぶ」公式サイトでは、キャラクターのイラストを手掛けた華々つぼみさんの作画による日本語、韓国語、中国語(簡体字、繁体字)での多言語コミックが、公開されました。

こちらの漫画公開はえりも観光協会事業として、北海道から補助金が交付されるなど、「青春☆こんぶ」の岬襟萌と千島霧夏は、パッケージを飾った昆布製品だけでなく、そのご当地を活性化させるキャラクターとなりつつあるのです。

かつて西又葵氏のイラストが話題になった「あきたこまち」を始め、ご当地名産品とアニメ・マンガ系のイラストの融合は、もはや定番になりつつあるといってもよい、昨今。

これからは「青春☆こんぶ」の襟萌と霧夏のように、パッケージを飛び出して、漫画やアニメの世界で動きだすご当地美少女たちが増えていきそうな気がしてなりません。

【関連URL】
・青春☆こんぶ公式サイト
http://www.seisyun.info/

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