4コマ漫画誌の将来は?「まんがタイムLovely」リニューアル

芳文社の「まんがタイムラブリー」が「まんがタイムLovely」にリニューアル。12日に発売されました。大きく変わったのは、‘ストーリー4コマ’に特化させた雑誌になったこと。

『ストーリー4コマ、何それ?』と思う方向けに一応説明を。

4つのコマで起承転結を描いているのが、普通の4コマ漫画です。新聞の4コマを思い浮かべれば分かりやすいでしょう。これに対してストーリー4コマは、普通のストーリー漫画のような流れを、そのまま4コマのコマ割りにはめ込んであります。起承転結やオチは重要視されていませんが、大ゴマが使われることや、断ち切りのように枠線から飛び出して描かれることも少ないです。既存の4コマ漫画誌でも、ストーリー4コマは掲載されています。と言うよりも、普通の4コマ漫画とストーリー4コマ漫画の境界が、あいまいになっているのが現状です。

そこで満を持してなのかは分かりませんが、「まんがタイムLovely」がリニューアルです。読んだ感想としては『ちょっと中途半端かなぁ』と思いました。作家のラインナップは、そこそこのものがあります。それらの方々が‘ストーリー4コマ’の枠で、力量を発揮できるかどうか。今のところは戸惑っているように思えます。つまり『普通にストーリー漫画誌で良かったのでは?』と思いました。

芳文社からは3月16日に「まんがタイムきららミラク」が発売されます。キャッチフレーズは‘もっと自由に4コマを’‘ハイブリッド美少女(ヒロイン)’が掲げられています。
また角川書店から3月9日に「4コマnanoエース」がメディアミックス×4コマ誌として発売されます。

狙いは『らき☆すた』や『けいおん!』でしょうね。

普通のストーリー漫画と比較すると、4コマ漫画は多品種かつ少量(?)生産が効きます。その中から一本でも当たればでかいです。つまりローリスクハイリターンが可能になりそうです。もちろんそうそう上手く行くとは限りません。これまでにアニメ化された4コマ漫画も少なからずありますが、全部がヒットしたわけではありません。そして2000年頃に萌え4コマ誌がいくつも発行されましたが、その大半が休刊になった過去もあります。果たしてどこがどれだけ生き残るか。興味を持って眺めようと思います。

【関連URL】
・芳文社まんがタイムWeb「まんがタイムLovely」ページ
http://www.manga-time.com/link/data/magazine_05.html

・芳文社「まんがタイムLovely」情報室(編集部ブログ)
http://blog.livedoor.jp/mangatime_lovely/

・芳文社「まんがタイムきららミラク」サイト
http://www.dokidokivisual.com/miracle/

・角川書店「4コマnanoエース」サイト
http://www.kadokawa.co.jp/ace/4koma/

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