冬アニメ感想『百花繚乱 サムライガールズ』『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』

百花繚乱サムライガールズ 1 (MFコミックス アライブシリーズ)

●予想外の出来『百花繚乱 サムライガールズ』
原作も未読な上、冬アニメで全然期待していなかったのが、この『百花繚乱 サムライガールズ』です。当初は見る気も薄かったのですが、番組の流れで見て、結局最後まで見続けてしまいました。

物語は、柳生十兵衛(やぎゅうじゅうべえ)と名乗る女の子が、いきなり天から降りてきたことから開始。柳生宗朗(やぎゅうむねあきら:男です)とキスをすることによって、驚異の力を持つサムライガールへと変化します。学園の生徒会長である徳川千(とくがわせん)や敵対する一団の真田幸村(さなだゆきむら、女の子)なども絡んで物語は進行していきます。

『なんだハーレムものか』と思った人は正解。私もそんなわけで期待していませんでした。ただそうであっても、ドタバタあり、シリアスありで、波乱万丈の展開は十分に楽しめました。エッチ的なシーンは墨ベタで巧みに(と言うか露骨に)隠されているのですが、それも一興。11月から発売されているDVDでは、その墨ベタも修正されているとのことです。『見逃したー』って人は、どうぞそちらをご覧ください。二重の意味で楽しめるはずです。

原作小説はHJ文庫で6巻まで発売中。またホビージャパンコミックス1巻が先月発売。下記サイト「『百花繚乱』コミック」で一部を見ることができます。

【関連URL】
・『百花繚乱 サムライガールズ』アニメ公式サイト
http://www.hyakka-ryoran.tv/

・『百花繚乱』公式サイト
http://hyakka-ryoran.net/

・『百花繚乱』コミック
http://hobby-channel.net/comics-hyakka


俺の妹がこんなに可愛いわけがない 3 (電撃コミックス)

●続編はあるか『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』
通称は「俺妹(おれいも)」だとか。作者によれば「俺の妹(おれのいも)」とも。
成績抜群、スポーツ優秀、モデルとしても頑張っている妹、高坂桐乃(こうさかきりの)から、オタクなのを告白された兄、高坂京介(こうさかきょうすけ) と、その周囲を描いたのがこの作品です。各話のタイトルは「俺・・・わけがない」となっています。すると略は「おれわけ」か「おれない」が妥当かも。

それはさておき、アニメのラストは原作の小説版とは異なり、桐乃がアメリカ行きを中止して終了です。そしてタイトルでは「俺の妹の人生相談がこれで終わるわけがない GOOD END」となっているところがミソ。つまりテレビアニメの最終回は、ひとつのエンディングでしかなく、順次発売されるDVDでは別のエンディングが用意されているとのことです。

原作のライトノベルは7巻まで発売済み。「電撃G’s magazine」で連載中の漫画はコミックスが3巻まで発売されています。テレビアニメ12話からすると、その続編があるのかなとも思うのですが、上記DVDの計画を考えると難しいかも。オタク仲間の黒猫(くろねこ:もちろん通称)が京介の高校に進学して、距離が近づくところはなかなか面白いと思うのですが。

【関連URL】
・『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』アニメ公式サイト
http://www.oreimo-anime.com/

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