報酬は勇次郎ハンマー! 『範馬刃牙』がモンスターハンターとコラボ

範馬刃牙 25 (少年チャンピオン・コミックス)

今月1日の発売からわずか3週間で三百万本を売り上げ、いまや国民的な“狩りゲー”と言ってもさしつかえないモンハンシリーズの最新作『モンスターハンターポータブル3rd』(以下 MHP3)。皆さんはプレイされただろうか? 筆者は先日ようやくプレイを始め、楽しみながらハンターランクを上げているところだ。

ポータブル版の前作『2ndG』で極悪なG級クエストをこなした熟練ハンターにはちょっと物足りない難易度だが、細かい不満点のほとんどが解消されており、非常にいいゲームバランスになったと思う。

さて、そのMHP3には、前作と同じくネットから無料ダウンロードできる追加クエストがある。とりわけ今作は漫画誌とのコラボレーションが多く、たとえばクエスト名「名探偵コナン・連続狩猟事件!」「ネギま!・凍る世界の吸血鬼」「JUMP・赤熱の双腕」が現在ダウンロード可能だ。クリアすることで漫画にちなんだユニークな武器を入手できる。

MHP3では三大少年漫画誌にくわえ、週刊少年チャンピオンもコラボに参戦。連載中の人気格闘漫画『範馬刃牙』にちなんだクエストが大晦日の12月31日に配信スタートされる。

発売中のチャンピオン本誌(4・5合併号)でもコラボが大々的にアピールされ、綴じ込みポスターや描き下ろしイラストまで掲載される異様な盛り上がりぶり。そして気になるクリア報酬は……鬼(オーガ)こと範馬勇次郎をモチーフにしたハンマー「鬼の貌(おにのかお)」となるそうだ。

ごく普通の打撃武器かと思いきや、溜め(チャージ)モードになるとハンマー表面が隆起して“鬼の貌”が現われるという驚きのギミックを秘めているらしい。主人公・バキではなく最大のライバル(そして父親でありラスボス)である勇次郎をコラボに持ってきたあたり、制作陣はファンの心理をよく理解している。武器タイプがハンマーなのも、範馬とハンマーの語呂合わせだろうことは想像に難くない。

ちなみにクエスト内容は、巨大なゴリラのような体躯に禍々しい風貌、さらに放電攻撃まで使ってハンターを苦しめる新モンスター「ジンオウガ」を狩れ!……というもの。これだけなら通常の狩猟クエストと変わらないが、なんと防具禁止という制約条件がつく。

このゲームに主人公キャラの成長要素はなく、原則として強い武器や防具を手に入れることで強力なモンスターとも徐々に戦えるようになっていくシステムだ。そんなゲームで「防具無し」というのは実に厳しい。おそらく2~3発ほど直撃を食らえば気持ちよく死ねるだろう。

ただ、原作コミックには、勇次郎が伝説の魔獣を生身で倒してのけた有名なエピソードがある。それを踏まえたならば、このクエスト条件はある意味とても原作に忠実といえるのかもしれない。

筆者自身は大剣使いなのだが、『刃牙』ファンとしてこの武器を入手しない選択肢などあり得ない。この年末年始、全国あちこちのハンターたちから「こんなもん防具なしで勝てるかよ!」という絶叫が発せられることだろう。

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