週刊少年サンデー 2010年18号(2010年3月31日発売)

■ 掲載漫画ピックアップ

●『最上の明医~ザ・キング・オブ・ニート~』(橋口たかし 取材・原作/入江謙三)
主人公・最上義明は平日の昼間から家でゴロゴロしているところを医師である父親に激しく注意され、家を追い出されてしまった。仕方なく幼馴染の伊達正宗の家に転がり込む最上。そこで彼は伊達が医師を目指していることを知らされる。そんなものになれるはずもないと一笑する義明だったが、伊達の真剣さに何かを感じ始め──。新感覚医療漫画、連載第一回目です。

●『結界師』(田辺 イエロウ)
時守が向かったのは嵐座木神社。そこにいたのは扇七郎だった。頼みごとがあると扇七郎に伝える時守だったが、その内容を口にする前に断られてしまう。一方、良守はいよいよ本題の修行を始めることに……。烏森封印はもう少し先になりそうです。ここ数話は布石を置いて話を進めているといった感じですね。

●『最強!都立あおい坂高校野球部』(田中 モトユキ)
甲子園決勝九回の裏、二死満塁。仲島の放った打球になんとか追いついた梅宮であったが、勢いづいて態勢を崩す。一塁へ全力疾走する仲島とベースカバーに入る北大路。セーフなら静浜が優勝。アウトならあおい坂が優勝。勝負の行方は──!?

■ 掲載順チェック!

【今号の掲載順】
 最上の明医~ザ・キング・オブ・ニート~(橋口たかし 取材・原作/入江謙三)<新連載巻頭カラー>
 マギ(大高 忍)
 名探偵コナン(青山 剛昌)
 史上最強の弟子ケンイチ(松江名 俊)
 境界のRINNE(高橋 留美子)
 結界師(田辺 イエロウ )<センターカラー>
 ハヤテのごとく!(畑 健二郎)
 國崎出雲の事情(ひらかわあや)
 怪体真書φ(険持ちよ)
 神のみぞ知るセカイ(若木 民喜)
 T.R.A.P.(大和屋エコ)
 月光条例(藤田 和日郎)
 MAJOR(満田 拓也)
 AR∀GO(新井隆広)
 KING GOLF(佐々木 健)
 最強!都立あおい坂高校野球部(田中 モトユキ )
 アラタカンガタリ~革神語~(渡瀬悠宇)
 はじめてのあく( 藤木 俊)
 MiXiM☆11(安西 信行)
 DEFENSE DEVIL(原作:尹仁完/作画:梁慶一)
 ツール!(大谷アキラ)
 Tomorrows(出口真人)
 オニデレ(クリスタルな洋介)

【コメント】
『最上の明医~ザ・キング・オブ・ニート~』が連載開始した今週。主人公は不真面目ですが、内容は真面目なようです。連載三回目の『T.R.A.P.』ですが、今回中盤の位置につけています。『怪体真書φ』は少し持ち直して連載順位を一桁に。前号センターカラーだった『月光条例』もいつもよりやや前に位置しています。

王道バトルものがなかなか人気の出ない中、『マギ』はここ3週くらい良い位置にいます。展開的にも盛り上がっており上位をキープするのでは。

来週は巻頭カラーに『神のみぞ知るセカイ』、センターカラーに『T.R.A.P.』。『最上の明医~ザ・キング・オブ・ニート~』は大増40ページで編集部がプッシュしている感がありますね。『ハヤテのごとく!』は来週番外編、その後新シリーズとなる様です。