人気少女マンガ『君に届け』(椎名軽穂/集英社)が、実写映画化されることになった。
「別冊マーガレット」(集英社)に連載中のこの作品は、暗い見た目のせいで「貞子」と呼ばれて、周囲から浮いてしまっている黒沼爽子が、クラスメイトで人気者の少年・風早翔太との交流を通じて、次第に周囲と打ち解けていく青春ストーリー。
現在、コミックスは10巻まで刊行。「このマンガがすごい!」(宝島社)2008年版でオンナ編の1位や、第32回講談社漫画賞にも選ばれた。、2009年~2010年にかけて、テレビアニメ化もされている。まさに、今最も人気のある少女マンガ作品の1つであるといってよい作品だろう。
気になるキャストだが、ヒロイン・爽子に、NHK朝の連続TVドラマ小説「つばさ」の主役で知られる多部未華子。相手役の風早をドラマ「ブラッディ・マンディ」の主役などをつとめた人気急上昇中の三浦春馬が演じる。今、注目されている若手2人の初共演作品となった。
人気漫画の実写化はとかく賛否両論になりがちだが、こちらも既にメインの2人のキャスティングについては、既にインターネットでは、それぞれに期待する声と「イメージと違う」という声が上がっている模様。
爽子と風早をとりまく友人たちのキャストはどうなるのか?
メインの2人と年代が重なる若手人気俳優の起用が予想されるところで、
爽子の親友となる吉田千鶴・風早の親友・真田 龍、そして、爽子の恋にライバル的存在・胡桃沢梅などのキャスティングが気になる。
こちらもしばし見守りたいところ。
『君に届け』劇場実写版は2010年9月25日より、全国で公開予定。
■別冊マーガレット公式サイト
http://betsuma.shueisha.co.jp/