獣医はビジネス、ドラマもビジネス――『獣医ドリトル』

獣医ドリトル 1 ビッグコミックス

小学館、ビッグコミックで連載中の『獣医ドリトル』のテレビドラマが始まった。そのレビューをお伝えしようと思う。

漫画と比較すると、ドリトルこと鳥取健一役の小栗旬は厳しさ5割り増し、カリスマ獣医の花菱優を演じる成宮寛貴も真面目さがアップしたようだ。 ヒロイン役の井上真央が演じる多島あすかは、現時点ではなんとなく影が薄いように思う。 小栗旬のドリトルのキャラクターが強烈すぎるからかもしれないが、文句を言ってる場面しか記憶に残らない。どこかにドラマでのオリジナルなロマンチックシーンでもなければ、このまま小言を言い続けるキャラクターに終わってしまいそうだ。

またドラマに登場する動物は、

第1話「救え!!声なき命」では、馬、猫、マーモセット、鴨
第2話「命を預かる覚悟」では、イルカ、猫
第3話「モンスター飼い主」では、ハムスター、フェレット、猫

と言ったところ。この他に治療場面は無いものの犬や鳥なども登場する。全部が全部、生体ではないものの、『金をかけているなぁ』と十分に感じる。漫画であれば描けば済む動物も、実物が必要なドラマとなれば、それなりに苦労もあるだろう。3話になると、『ちょっと小粒になった?』と思ってしまうが、不景気で制作費も潤沢ではないはず。そんな中で頑張っている方だと思う。

もっとも原作でも、犬や猫のようなありふれたペットが登場する話が多い。身近ではあるものの、インパクトには欠ける。テレビドラマとなればなお更だろう。それを演出やドラマオリジナルの展開で、いかにカバーできるかにかかっている。視聴率は10%台半ば。維持もしくは上昇できるか、それとも埋没してしまうか。中終盤に向けての盛り上がりを期待しよう。

【関連URL】
・TBSテレビ日曜劇場『獣医ドリトル』サイト
http://www.tbs.co.jp/jyuui-dolittle/

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