「メカデザイナーズサミットVol.2」取材記2 ガンダム世代の熱きサミット開催!

3月8日に東京都の稲城市立iプラザで開催された「MECHANICAL CITY INAGI PRESENTS メカデザイナーズサミットVol.2」。メカバトルトーナメントで盛り上がった後は、いよいよお待ちかねのサミットです。

大河原邦男氏をはじめ、寺岡賢司氏、石垣純哉氏、海老川兼武氏ら、日本を代表するメカデザイナー4人と、ゲストコメンテーターとして、バンダイから「川口名人」こと川口克己氏、馬場俊明氏が舞台に登場。

それぞれがメカデザイナーとなったきっかけ、思い入れのあるメカの話、正義と悪役でのメカデザインへの取り組み方の違い、そして、アニメ『ガンダムビルドファイターズ』の裏話など、多岐にわたる話が繰り広げられました。

寺岡氏、石垣氏、海老川氏らは、いずれも大河原氏デザインのロボットを見て育った世代であり、それぞれの話から、ガンダムなどの大河原作品に非常に影響を受けてきたことが感じられました。そして、そんな“ガンダム世代”のデザイナーたちを父親のように見守る大河原氏の姿も非常に印象的でした。

また、この日集まっていた観客も、『ガンダム』や『ヤッターマン』、『ボトムズ』などのアニメに心を躍らせていた世代、そして目下放映中の『ガンダムビルドファイターズ』を楽しみにしているファンらが非常に多かったと思われ、出演者、観客ともに大河原デザインのロボットに魅せられた“ガンダム世代”として、ロボットアニメやメカへの思いで一緒に盛り上がることができたイベントでした。

今回のイベントは「MECHANICAL CITY INAGI PRESETS」と銘打たれていましたが、開催地・東京都稲城市では、現在、ガンダムの大型モニュメントの製作を進めていると、大河原ファンには非常にうれしいニュースも入ってきています。
今後のメカニカル・シティとしての稲城市の発展が非常に楽しみです。

そして、この日、お客さんたちを歓迎し、見送ってくれたのは、「赤い彗星」ならぬ、稲城の「黄色い彗星」とも呼ばれているこのメカの男の子。

大河原氏がデザインした稲城市の公認キャラクター「稲城なしのすけ」。そう、いわば“大河原博士”が作ったロボットたちの、(現時点での)末っ子くんです。
彼は「ゆるキャラグランプリ2013」で総合30位(東京のゆるキャラでは1位)にランクインした、ゆるキャラのホープでもあります。

なしのすけくん、これからどんどん活躍して、稲城市を盛り上げてね!
そして、またガンダム世代が集う次回の「メカデザイナーズサミット」で会えたらいいね!

【関連URL】
・稲城市ホームページ
http://www.city.inagi.tokyo.jp/

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