花とゆめ 2014年1号(2013年12月5日発売)

■掲載漫画ピックアップ

●『忘却の首と姫』(惣司ろう)
夢魔の魔術によって、夢が混ざり合ってしまったリリアと王様。夢で会えたことに喜んだも束の間、2人は王様の夢に出てくる化物に襲われてしまう。逃げ惑ううちに、いつもの夢と違う場所に出た王様は驚くものの、リリアはその場所に見覚えがあった。そこは、リリアの生まれ育った城。王様を導き、たどり着いた花畑で、リリアが今はもう会えない愛しい父の姿を見つける――。

●『黒伯爵は星を愛でる』(音久無)
人々の生活に溶け込むように潜んでいる、“幽霊”が見える少女・エスター。母が死に、双子の兄は貧困街から抜け出して、その美貌で貴族の養子になると家を出てしまった。一人でも明るく生きよう、そう思えるのは母の「いつも笑顔でいなさい。そうすれば、金色の髪の美しい王子様が現れるわ」という教えがあるから。そんなある日、エスターの前に現れたのは、上等な馬車に乗った金髪の麗しい紳士。そんな彼がエスターに告げる言葉とはいったい――?

●『自意識ロンリーガール』(高橋いづ)
「どうせ私なんか」と自分で自分をひねくれさせる女の子を“こじらせ女子”というらしい。その代名詞のような女子高生・妙子は孤独を愛すオタク系。そんな妙子に、オシャレ系さわやか男子・塚西が話しかけてきた。好きなバンドについて聞かれた妙子は、つい熱く語ってしまう。数日後、ドン引きされただろうと落ち込んでいた妙子に、塚西が再び話しかけてくる。誰にでも気さくな塚西だとわかっていても、ちょっとした接点が妙子には大きくて――?

■掲載順チェック!

【今号の掲載順】
 忘却の首と姫(惣司ろう)<巻頭カラー>
 神様はじめました(鈴木ジュリエッタ)
 覆面系ノイズ(福山リョウコ)
 ぬこづけ!(柚木色)
 こももコンフィズリー(南マキ)
 黒伯爵は星を愛でる(音久無)<集中連載スタート>
 俺様ティーチャー(椿いづみ)
 LOVE SO LIFE(こうち楓)
 それでも世界は美しい(椎名橙)
 いきテル(此花高見)
 ぽちゃまに(平間要)
 王子と魔女と姫君と(松月滉)
 漆黒のヴェガ(三咲ユウ)<読み切り・前編>
 今年さいしょの鐘がなる(江國ナサト)<読み切り・前編>
 自意識ロンリーガール(高橋いづ)

【コメント】
2014年、幕開け号となる表紙には大人気連載中の『神様はじめました』から、奈々生と巴がレトロな洋装ルックで登場です。口絵では、2014年で40周年をむかえる「花とゆめ」の、今後の注目企画を一挙公開。ふろくのドラマCD情報に、読者参加型企画、新連載情報など知りたい情報盛りだくさんです! 毎年恒例、大好きな作家の年賀状に応募できるのは今号だけ。忘れずに応募しましょう。
次号は、新増刊となる「花とゆめ 文系少女」から、全作品が本誌に出張してくれます。人気小説家による原作がマンガになる、“花ゆめの新境地”はいったいどんな感動をファンに贈ってくれるのでしょうか。楽しみです。また、次号では読者参加型企画第1弾「花とゆめ編集部員になろう」が始動! まんが作りの現場体験ができちゃう特別企画です。詳しくは次号に掲載されるので、こちらもチェックして。

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