週刊少年サンデー 2010年14号(2010年3月3日発売)

■ 掲載漫画ピックアップ

●表紙&巻頭カラー!新連載『怪体真書Ø』(険持ちよ)
その世界には、人間に取り憑き命を吸って生きる「病魔」が存在した。そんな病魔を倒すために旅をする闇医師・鳴滝宗太郎とその看護師・出雲桃。二人は行きついたとある集落で「病魔」に出会い……!

 メディカルファンタジーと称した新連載、第一回目。「怪体真書」から取り出す医療器具を模した武器、その発想はなかなか面白いと思います。来週も新たな病魔と闘いながらストーリーが進んでいくのでは。

●いざ、闇のアジトへ!『史上最強の弟子ケンイチ』(松江名俊)
闇に連れ去られたフレイヤとその師を救出するべく、闇のもとへと向かうケンイチたち。行きついた先で待ち受けていたのは、日本刀を持った闇の部下たちだった。仲間たちがそれに圧倒されるなか、ひとり躊躇せず敵の懐に飛び込んだケンイチ。来週はケンイチを筆頭に総力戦が展開されるようです。

●謎の男の正体が明らかに!『結界師』(田辺イエロウ)
敵の作る異空間に閉じ込められてしまった良守は、探査用結界で出口を探し、なんとか脱出に成功する。そこに今回攻撃を仕掛けてきた謎の男が突如現れる。それは良守の先祖にあたる開祖・間時守だった。ここ最近、連載順位が中盤より後ろになってきていますが、間時守の登場により新たな展開が期待されます。今後は間時守が良守の修行を手伝うか、もしくは烏森の真相を明かしてくれるのでしょうか。

■ 掲載順チェック!

【今週の掲載順】
怪体真書Ø(険持ちよ)<巻頭カラー>
名探偵コナン(青山 剛昌)
MAJOR(満田 拓也)
國崎出雲の事情(ひらかわあや)
史上最強の弟子ケンイチ(松江名 俊)
境界のRINNE(高橋 留美子)
ハヤテのごとく!(畑 健二郎)
AR∀GO(新井隆広)
マギ(大高 忍)
神のみぞ知るセカイ(若木 民喜)
電脳遊戯クラブ(小笠原 真)
金剛番長(鈴木 央)<センターカラー>
結界師(田辺 イエロウ )
最強!都立あおい坂高校野球部(田中 モトユキ )
月光条例(藤田 和日郎)
絶対可憐チルドレン(椎名 高志)
アラタカンガタリ~革神語~(渡瀬悠宇)
MiXiM☆11(安西 信行)
KING GOLF(佐々木 健)
はじめてのあく( 藤木 俊)
Tomorrows(出口真人)
ツール!(大谷アキラ)
オニデレ(クリスタルな洋介)

【コメント】
『名探偵コナン』や『史上最強の弟子ケンイチ』、『境界のRINNE』、そして『ハヤテのごとく!』はほぼ毎回上位をキープしており、今週も安定しています。また、連載8回目の『國崎出雲の事情』も上位をキープしています。
『ツール!』、『はじめてのあく』はきびしい連載順位が続いています。『ツール!』は未だ主人公の活躍が少ないので、これから活躍が増えれば人気が上がるかもしれません。

来週も先に述べた4作品が変わらず上位を占めるでしょう。連載2回目となる怪体真書Øも上位かと思われます。それに続いて、『マギ』、『神のみぞ知るセカイ』、『結界師』が中盤にくるでしょう。
『アラタカンガタリ~革神語~』は徐々に順位が落ちてきていますので、来週も中盤以降なのでは。また、今回休載した『DEFENSE DEVIL』もあまり順位は伸びないと予想します。『金剛番長』は戦いも終わり、来週はハッピーエンドで連載終了といった感じでしょうか。