ノラガミ(1) (月刊マガジンコミックス)

最新版コミック発売で『ノラガミ』アニメ化発表!

ノラガミ(1) (月刊マガジンコミックス) 『アライブ 最終進化的少年』の作画担当のあだちとか氏初の単独コミックがアニメ化決定!『ノラガミ』最新刊7巻の帯にある「TVアニメ化決定」の文字に、心躍ったファンも多いことだろう。詳細はまだ公開されていないが、いち早くコミックで予習しておこう!

【あらすじ】
名前も知れておらず、ジャージ姿で地味に布教活動をしている「デリバリーゴッド」夜ト(やと)。ふとしたきっかけで生きている人間、壱岐ひより(いきひより)を助けてしまった夜トのせいで、ひよりは生霊体質になってしまう。この体質を治してもらうため、夜トと関わっているうちに、様々な厄災を引き起こしたり、武神毘沙門との闘いに巻き込まれたり……。しかし夜トを知るうち、ひよりはなんとなく彼の事がわかってきたような……?

【みどころ】
アニメ化に伴い、収録されるのか微妙な第1話では、いじめられている少女を通して夜トの性格や仕事内容を描いている。黒ジャージによだれかけ(?!)、ジャージなのにブーツインという独特のスタイルで、5円のお賽銭で何でも屋と化す夜ト。神の武器といえる「神器」との関係も、「名をつける」という親しみのある設定でわかりやすい。

第1話の語り手だったひよりと出会うのは第2話。そして元の神器に愛想を尽かされた後、新しい神器と出会うのが第3話と、1巻の展開は重要。新しい神器「雪音(ゆきね)」は多感な年頃で扱いが難しく、しかも神器の悪行は主を刺す。しかし夜トは雪音を信じて放置するが、やがて手の付けられないほどの状態になってしまい……!?

宿敵の武神毘沙門との誤解の混じったままの闘いや、毘沙門の神器たちとの微妙な関係、「野良」と呼ばれる神器の謎など、心の琴線に触れるストーリー性が特徴だ。宿なし、金なし、器量なしの夜トだが、いつか自分のお金で社を建てるという大きな夢があった。社にはただそれだけの意味以上の何かを思いいれている夜ト。

時に涙し、時に笑う、ハートフルなご町内神様ストーリー、開幕!

【作品データ】
・作者:あだちとか

・出版社:講談社

・刊行状況: 1~7巻(以下続刊)

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