花とゆめ 2013年13号(2013年6月5日発売)

■掲載漫画ピックアップ

●『ぼくらはバラの子』(水森暦)
誰もが通ったあの頃の自分。幼いながら生きることに一生懸命で、かけがえのない友達がいた。施設から引き取られて今は幸せに生活する倖成だが、捨てられた猫を見れば、自分と重ねて心が痛む。そんな日常に突如訪れた出来事――「このとき踏み出さなければ、きっとぼくらの未来は変わっていた」

水森先生の新連載は、冒頭から衝撃のスタートを切ります。謎に包まれた第一話、その神秘的で強烈な世界観は見る者の心をつかんで離しません。

●『神様はじめました』(鈴木ジュリエッタ)
時廻り三週目、奈々生は過去がどう変わったのか最後の確認に旅立つ。たどり着いた怨嶽山で再度まみえた黒麿は弱り、死の淵に立っていた。巴衛と雪路の辿った道を訊ねる奈々生に、黒麿は過去を垣間見させる。いったい2人の身に何がおきたのか。不安に思いながら黒麿の術で見た衝撃の過去とは?

●『星空のカラス』(モリエサトシ)
母親から碁を打つ許しを貰った和歌は、これまで以上に碁にのめり込んでいた。部屋中に棋譜を貼り、碁会所に買ってもらった碁盤を持って行きと大喜び。心新たに院生として修行すると決めた和歌には、もう怖いものはない。この情熱を鷺坂にも伝えようと意気込んだ和歌の目の前に、ハセくん登場。どうなる!? 複雑怪奇なトライアングルラブ!

■掲載順チェック!

【今号の掲載順】
 ぼくらはバラの子(水森暦)<新連載><巻頭カラー>
 ぬこづけ!(柚木色)
 ぽちゃまに(平間要)
 王子と魔女と姫君と(松月滉)
 こももコンフィズリー(南マキ)
 スキップ・ビート!(仲村佳樹)
 俺様ティーチャー(椿いづみ)
 神様はじめました(鈴木ジュリエッタ)
 忘却の首と姫(惣司ろう)
 学園アリス(樋口橘)
 リーゼロッテと魔女の森(高屋奈月)
 星空のカラス(モリエサトシ)
 それでも世界は美しい(椎名橙)
 僕らは楽園で結ばれる(空あすか 原作:南々井梢)
 カリフォルニアのすし(磁ロックス)
 いきテル(此花高見)

【コメント】
今号の表紙と巻頭カラーを飾ったのは、新連載の『ぼくらはバラの子』。水森先生の優しい絵で描かれる、どこかもの悲しい雰囲気漂うストーリー展開に引き込まれていきます。水森先生の「隕石の取材記」や、ちまたで人気沸騰中の「バラポシェット・ぼくらはバラの子ver.」のプレゼント情報など新連載スペシャル企画満載です。

次号は、この春新連載となった作品が勢揃いします。勢いに乗っている新連載の展開を見逃さないようチェックしましょう。また、次号は『学園アリス』と『僕らは楽園で結ばれる』の2作品が最終回を迎えます。長期連載でありながら、最後まで人気が衰えることのなかった『学園アリス』にはいったいどんな結末が用意されているのか。巻頭カラー70ページの大容量で感動のクライマックスです。

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