JIN-仁- 1 (集英社文庫―コミック版)

史上最高にゴージャスな幕末列伝『JIN―仁―』東京宝塚劇場にて開演間近

JIN-仁- 1 (集英社文庫―コミック版) ■2012年11月23日~12月24日 雪組公演
<キャスト>音月桂、舞羽美海、他

2012年11月12日に本拠地である神戸の宝塚大劇場で千秋楽を終えた『JIN―仁―』は、来る23日東京へと公演の舞台を移す。雪組トップスター・音月桂のサヨナラ公演となる本作は、宝塚ファンにとって印象深い作品になることだろう。

『JIN―仁―』は、漫画界の巨匠・村上もとかによるマンガである。シリーズ累計800万部突破という大記録をたたき出した本作は、2011年第15回手塚治虫文化賞受賞という経歴を持つ。まさに日本を代表するマンガの一つと言っても過言ではない作品だ。そして、大沢たかお主演のTVドラマでは観る者を魅了し、さらに幅広いファン層を獲得した。マンガを読まない世代に限らず、滅多にTVを観ない人までも『JIN―仁―』を観るためにTVをつけたというのだから恐れ入る。

宝塚歌劇では、その壮大なストーリーの中から主人公・南方仁と橘咲を結ぶ深い愛の様子を中心に描いていく。時空を超えて身命を削って生きた仁の生き様を坂本龍馬との友情などを通して荘厳に表しているという。
宝塚といえば、「マンガやアニメと密接に関わっている由緒正しい劇団」というイメージがある。宝塚看板演目である『ベルサイユのばら』の印象が強いからだろうか。その我らが『ベルばら』も2013年1月1日から月組での再演を控えている。公式サイトを見れば現在公演中の宙組による演目は『銀河英雄伝説』だというのだから、そのイメージもあながち間違いではない。

同じように時代を描くものであっても、時代劇と中世ヨーロッパではだいぶ趣が違う。どう控えめに見ても、着物に宝塚メイクは違和感を拭えない。ただ、これまでの数ある演目がそうであったように終わってみればその違和感も些細なことに思えるのだろう。命の尊さを訴える本作の魅力を、煌びやかな舞台でどこまで表現していけるのか。宝塚歌劇団の“底力”に注目したい。

【関連URL】
・宝塚歌劇のホームページ
http://kageki.hankyu.co.jp/

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