死刑制度に一石『モリのアサガオ』映像化

モリのアサガオ―新人刑務官と或る死刑囚の物語 (1) (ACTION COMICS)

少し前に、千葉法務大臣が死刑執行に立ち会ったことがニュースになった。死刑執行を進めるのは法務大臣としての正当な職務だが、してもしなくても話題になるのは難しいところだろう。鳩山元法相の発言にあったように、なんらかの改善が必要かもしれない。

双葉社の漫画アクションで連載されていた『モリのアサガオ』がテレビ東京系列でドラマ化される。月曜日10時に新設されたドラマ枠での最初の番組だ。題名の『モリのアサガオ』は、外界から隔絶した世界を‘モリ(森)’とし、死刑執行が午前中(9時~10時)に行われることから‘アサガオ(朝顔)’と表現することに由来する。

漫画同様に、刑務官の及川直樹が主人公で、伊藤淳史が演じる。彼が配属された所は死刑囚が収容される拘置所。様々な死刑囚と接することで、及川は死刑囚や死刑制度について考えを深めていく。他のキャストでは及川の恋人沢崎麻美に香椎由宇、友人?となる死刑囚にARATA、そして柄本明、温水洋一、大杉漣など。

『モリのアサガオ』は平成19年度文化庁メディア芸術祭漫画部門で大賞を受賞した。漫画として扱った‘死刑’のテーマ性、そして作者、郷田マモラ氏の人物表現やストーリー展開が評価されての受賞だった。まさに今、考えなくてはいけないタイムリーな話題なのだろう。

またギャガ・コミュニケーションズの配給による映画化もされるらしいが、こちらは詳細が不明。今年上映との話もあるので続報を待ちたい。

【関連URL】
・テレビ東京「モリのアサガオ」公式サイト
http://www.tv-tokyo.co.jp/moriasa/

・文化庁メディア芸術プラザ「モリのアサガオ」紹介
http://plaza.bunka.go.jp/festival/2007/manga/000835/

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