『ふたりバス』『レジスタ!』など「次にくるマンガ大賞2026」からサンデー系列の作品紹介

9月16日、「次にくるマンガ大賞2026」が発表されました。今年の上位となった作品にサンデー系列の作品が多数選ばれましたので、サンデー担当?として紹介していきます。

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「次にくるマンガ大賞」は2015年からniconicoとダ・ヴィンチにより開催されている企画で、紙媒体で公開されている「コミックス部門」と、ネット掲載が中心の「Webマンガ部門」に分かれ、投票を経て選ばれています。あわせてスポンサーである「U-NEXT賞」と「冷凍食品はニチレイ賞」も発表しています。

実際に「次にくる」が当てはまったかの判断は難しいところ。広く票が集まって上位に入った作品は人気があって面白い作品でしょうし、結果としてメディア化に至っても不思議ではありません。その意味では上位に入っても、その後にメディア化しなかった作品や失速した作品を振り返ってみるのも面白いかもしれません。

さて「次にくるマンガ大賞2026 コミックス部門」の結果を掲載します。

1位『さむわんへるつ』(ヤマノエイ、週刊少年ジャンプ、集英社)
2位『ふたりバス』(豊林サカネ、週刊少年サンデー、小学館)
3位『レジスタ!』(藤丸、ゲッサン、小学館)
4位『パラショッパーズ』(福地翼、週刊少年サンデー、小学館)
5位『シルバーマウンテン』(藤田和日郎、週刊少年サンデー、小学館)
6位『マネマネにちにち』(山本崇一朗、ゲッサン、小学館)
7位『やめろ好きになってしまう』(もりぐちあきら、となりのヤングジャンプ、集英社)
8位『恋と呼ぶにはささやかですが』(萩原ダイスケ、月刊少年ガンガン、スクウェア・エニックス)
9位『ロクのおかしな家』(中村充志、週刊少年ジャンプ、集英社)
10位『社長と酒と星』(ずり騎、週刊ヤングマガジン、講談社)
11位『黒月のイェルクナハト』(スズモトコウ、週刊少年マガジン、講談社)
12位『ローワライ』(雪野朝哉、週刊ヤングマガジン、講談社)
13位『今朝も揺られてます』(増田英二、別冊少年チャンピオン、秋田書店)
14位『おしえて執事くん』(眞生みち、デザート、講談社)
15位『こんづくし』(森長あやみ、ウルトラジャンプ、集英社)
16位『2年B組 勇者デストロイヤーず』(空知英秋、週刊少年ジャンプ、集英社)
17位『ディグイット』(ヨシダ。、月刊アフタヌーン、講談社)
18位『放課後帰宅びより』(松田舞、漫画アクション、双葉社)
19位『おさななななじみ』(雪森寧々、週刊ヤングジャンプ、集英社)
20位『釣って食べたいギャル澤さん』(ふなつかずき、グランドジャンプ、集英社)
U-NEXT賞:『ディグイット』(ヨシダ。、月刊アフタヌーン、講談社)
冷凍食品はニチレイ賞:境界のメロディ(宮田俊哉、杉基イクラ、ヤングエース、KADOKAWA)

その他の結果は公式サイトをご覧ください。

皆さんが注目している作品はありましたでしょうか。過去には「酒は飲んでも飲まれるな『社長と酒と星』」を紹介しています。先に書いたように、2位から6位に「週刊少年サンデー」と「ゲッサン」から5作品が選ばれましたので、ザックリと紹介していきます。

【2位『ふたりバス』豊林サカネ】
住んでいる町の中学に通う主人公と町外の私立中学に通うヒロイン。毎朝、同じバスで登校する2人を中心にして様々な出来事が展開していく。
「バスの中だけで、どこまで続くのかなあ」と思っていましたが、無事に学校や私生活にも描写が広がっています。まさに友達以上、恋人未満の2人なので、くっついたら連載が終わっちゃうんでしょうか。他の同級生の恋愛譚も描かれていますし、周囲の人達の先々の展開も楽しみです。

【3位『レジスタ!』藤丸】
作詞家である主人公が淡々と毎日を過ごす中で、通いつけたスーパーのレジでアルバイトしている女子高生が気になってしまう。
おっさん+女子高生という、現実なら事案になりかねない設定ですが、そこは漫画なので。作中で度々描かれるように、ヒロインがグラビアモデルばりのナイスバディな点が見逃せません。そこも含めてアニメ化よりも実写化が望まれる作品のひとつです。

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【4位『パラショッパーズ』福地翼】
特殊な能力を売買できるアプリ「パラシュップ」を入手した主人公達。強制的に設定されたゲームを通じていろんな人と対戦したり、協力したりしていく。
福地先生が十八番とする異能バトルです。いろんなゲームが繰り返される中で、「パラショップ」の背後関係が少しずつ明らかになっては来るものの、まだまだ謎は奥深い様子。デスゲーム的な面もありそうですが、果たしてどうなるのか。主人公が選んだ一見弱小に思える「ワラを操る能力」で勝ち進んでいく様は痛快です。

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【5位『シルバーマウンテン』藤田和日郎】
老いた武道家の主人公は新幹線内で起きたトラブルを経て、異世界で10歳の少年となる。元の世界に戻ることを目指して、白銀の山(シルバーマウンテン)を登ることを決意する。
以前の記事「藤田和日郎流のなろうワールド開幕『シルバーマウンテン』」で書いたように、異世界転生もののくくりに入ります。ただし、藤田先生のテイストが全開になっているので、息つく間もないくらいの展開が繰り広げられています。外見10歳中身年寄りと妙齢ヒロインのおねショタカップル2組も必見です。

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【6位『マネマネにちにち』山本崇一朗】
高校の硬式野球部でマネージャーをする3人の女子高生。彼女達がマネージャーとなった動機や、野球に対する意識は異なるものの、3人それぞれが野球部メンバーを盛り立てていく。
過去に「マネージャーから見た高校硬式野球部の日常をコミカルに描く『マネマネにちにち』」もあるので参考にご覧ください。本作は「次にくるマンガ大賞2025」での19位から、大きく順位を上げました。『からかい上手の高木さん』を越えるヒットになることを願います。

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【おまけ『となりの席のヤツがそういう目で見てくる』mmk】
クラスで隣の席に座った2人。男子高校生の主人公がヒロインにエッチな視線を向けていたところ、ヒロインも主人公を似たような目で見ていたことが判明。
「Webマンガ部門」でサンデー系列は本作のみとなっています。ただし2025年の18位から2026年は11位に上がってきました。ありがちといえばありがちなのですが、ヒロインの方が積極的に動いています。かといって、主人公が押されっぱなしってこともないので、良い感じの押し引きが続いている格好です。

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以上、6作品を紹介しました。さすがに選ばれる作品は、漫画として外れなしと言ってもいいでしょう。これを機会にせひご覧ください。

【作品データ】
作品:ふたりバス
作者:豊林サカネ
連載:小学館「週刊少年サンデー」連載中
刊行状況:1~3巻発売中、以下続刊

【作品データ】
作品:レジスタ!
作者:藤丸
連載:小学館「ゲッサン」連載中
刊行状況:1~2巻発売中、以下続刊

【作品データ】
作品:パラショッパーズ
作者:福地翼
連載:小学館「週刊少年サンデー」連載中
刊行状況:1~6巻発売中、以下続刊

【作品データ】
作品:シルバーマウンテン
作者:藤田和日郎
連載:小学館「週刊少年サンデー」連載中
刊行状況:1~5巻発売中、以下続刊

【作品データ】
作品:マネマネにちにち
作者:山本崇一朗
連載:小学館「ゲッサン」連載中
刊行状況:1~4巻発売中、以下続刊

【作品データ】
作品:となりの席のヤツがそういう目で見てくる
作者:mmk
連載:小学館「サンデーうぇぶり」連載中
刊行状況:1~6巻発売中、以下続刊