「文春オンライン」(文藝春秋社)で連載中の『イチイチキュ!!!』コミックス第1巻が2026年5月18日に発売されました。
【本日発売!】
「救急車の出動は一回いくらかかるのか?」知られざる救急隊の裏側を描く救命ドラマ!
『イチイチキュ!!! 1』(ハトコ)https://t.co/FneyTfeQ5P— 本の話@文藝春秋BOOKS (@hon_web) May 17, 2026
本作は119通報を受けて救助に駆けつける救急隊の物語。
最年少で救急隊の隊長に任命され、トップクラスの救命率を誇る伊東めぐと同僚の隊員たちが救急活動に奔走する姿を描いています。
本作の魅力は、まず主人公・めぐのかっこよさ。
若くて小柄な女性ですが、現場でのきりっとした態度やきびきびと動く姿が非常に頼もしい。
緊急性が低く救急搬送が必要ない相手にきっぱりNoを出す姿もスカッとさせてくれます。
また、この作品が語りかけるのは、救急隊員の職務の厳しさと重たさ。
ひっきりなしに通報が来る救急の現場はとにかく忙しくせわしない。しかも、緊急性の高さや危険度、そもそも救急隊が必要な事案か否かなど、重要なことは現場に行ってみなければわかりません。
緊急事態が起きて判断を一歩間違えたら命に関わるかもしれない……というケースもあれば、逆に行ってみて拍子抜けする場合もある。はたまた、救急隊の不適切利用では? というケースに直面することもあります。
様々な現場に立ち会いながら、隊長として救急隊がどう動くかを判断しなくてはならないめぐ。
緊張感が耐えない厳しい中でも常に聡明さを失わない彼女の姿を通して、救急隊の仕事の厳しさや難しさ、そして尊さを伝えてくれる作品です。
どういう対応が適切なのか? という答えを出すのが本当に難しい救急の現場。
それでも、人々のためにできるかぎりのことをしようと考え、行動していくめぐたちの姿に心揺さぶられるずにいられません。
コミックス第1巻で適切な現場判断を称賛されためぐですが、その後、「間違ったこともある」と口にします。
何か過去に失敗したり傷つくことがあったのでは、と思われる彼女。
今後、物語が進む中でめぐの過去が明かされるのかどうかも、気になるところです。
【作品データ】
作者:ハトコ
連載:文藝春秋「文春オンライン」
刊行状況:1巻発売中、以下続刊
