一畳でも住めば都?『一畳間まんきつ暮らし』アニメ放送開始

4月11日から『一畳間まんきつ暮らし』(ひさまくまこ)のアニメが放送スタートします。

芳文社「まんがタイムきらら」にて好評連載中の『一畳間まんきつ暮らし』。主人公は秋田県から上京した高校2年生の森田芽衣子(もりた めいこ)。芽衣子はお嬢様学校である「天宮女学院」へ編入するにあたり、条件のひとつとして、漫画喫茶「ヘッジホッグ」にて住み込みで働くことになります。そう、これがタイトルにつながるんですね。

今どき住み込みで働くなんてことがあるのかと思ってしまいますが、それが高校生であればなおさらです。以前は新聞配達の奨学生があったよなあ…と思って検索したら、今でも「朝日奨学会」「読売育英奨学会」「産経新聞奨学会」とかがあるんですね。何とも無知でした。

ただし先に挙げたものは、いずれも大学生や専門学校生を対象としたもの。高校生を対象とした奨学金は国や自治体によるものが中心ですね。

さて本作に戻ると、違和感を覚えつつも漫画喫茶「ヘッジホッグ」で働き始めた芽衣子に様々なトラブルが起こります。連載開始が2018年ですから、現実では2020年の新型コロナ流行もあり、漫画喫茶やネットカフェがどんどん苦境に陥った頃。作中でも「ヘッジホッグ」の経営に悪戦苦闘する様子が描かれています。

まあ、スマホがあればネット環境も漫画アプリも間に合ってしまいますしね。ネットで検索したところによると、2008年には全国で3,000店舗を越えていたネットカフェが、2024年には700店半ばになっているとのこと。全くなくなるってことはないと思いますが、いずれはカプセルホテルあたりに業態転換していくのかもしれませんね。

直近の連載では「ヘッジホッグ」のSNSアカウントを作り、ネットユーザーに向けてアピールを進めて行きます。これを読むと「まだ、やってなかったのか!」と思ってしまいますが、漫画ならではでしょう。ネットユーザーを引き付けるネタがどこまで続くか分かりませんが、何とか経営の一助になることを願います。

さてアニメは4月11日からABCテレビやテレビ朝日系列の他、BS日テレ、AT-Xで放送開始。またdアニメストア、ABEMEなどで並行配信となっています。アニメ公式サイトでは、メインPVを始めとした映像などを見ることができます。もっとも、今のところ“きららジャンプ”は出てきません。これからOPやEDで出てくるのか。それともジャンプしないままヒットを目指すのか。楽しみに待ちたいと思います。

【作品データ】
作者:ひさまくまこ
連載:芳文社「まんがタイムきらら」連載中
刊行状況:1~4巻発売中、5巻5月27日発売予定